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浜宮(御旅所)のメンヒル・盃状穴浜宮といわれている御旅所にある現在でも祭られている立石である。メンヒル (menhir)・・・巨石文化記念物の一種で自然石ないし多少の加工を施された柱状の「立石」である。それは、単独で建てられた場合と、数基まとめて建てられた場合とがある。これには、ヨーロッパで見られる彫像のあるもの、セレベス島(インドネシア)の「石人」、イースター島の「モアイ」などを含める研究者も多い。盃状穴(はいじょうけつ)・・・メンヒルを囲む石灰岩に多数彫られている。盃状穴は世界中で見られ、再生や不滅のシンボルとして信仰されてきた。女性のシンボルと関係があるとされ、現在でも病気の治癒や子宝に恵まれる事を願って信仰されている。日本では縄文時代から作られ、子宝、安産、子孫繁栄、再生、豊作、病気平癒などをを願って彫れられたものとされる。庶民の呪術、信仰を知る重要な民俗文化財である。ペトログラフ【Petro(岩石)‐graph(文字・文様)】・・・ 古代人が岩石に刻んだ文字や文様の事で日本語では岩刻文字、線刻文字、岩刻画、線刻画などという。メンヒルの隣の二重の塔の上部には盃状穴、その下部の正面側面には円形のペトログラフ(シュメール古拙文字の太陽神ラー)がある。左側面と背面には方形の渦巻き状のペトログラフがある。右側面にも人口的な線刻がある。この他に上部に盃状穴、両側に方形の穴が掘られた石造物などがある。