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幼少期にメダカを掬ったり、ザリガニを取ったりするなどの目的に大人達の畑作業によくついて行った。そして家から畑に向かう行程の途中にこの像が在って、家と畑を往復するその度に見慣れたお地蔵さんじゃなく、お相撲さんの石像が在るのに不思議な思いを持っていた。明治時代にこの地域の出身の力士、濱碇が現役引退後にタニマチだった一宮の森氏の後押しで膏薬の行商を始めて成功を収め、その御礼として地蔵堂を建立するなど、相撲界や地域の為に活動を行った。そして、濱碇の名は現在も彼を創業者とする薬局や医療法人の名前として残っている。