医王山光福寺で感じる、六齊念仏の伝承。
蔵王堂光福寺の特徴
六齊念仏の伝承文化を絶やさず継承しているお寺です。
8月31日には笛や太鼓で六齊念仏が演じられます。
住宅街に囲まれた鬱蒼とした緑に囲まれた寺院です。
小さなお寺ですが、住職さんと奥様の笑顔が素晴らしかったです。御朱印も丁寧に書いて頂けました😊自分たちは「歳なので」と仰ってましたがこれからもお元気で過ごして頂きたい。と思いました。
正式には医王山光福寺、★南南東の参道からお参りします。祇園祭の山伏山でお馴染みの浄蔵貴所がさという修験者が、都の裏鬼門に蔵王権現をお祭りしたのが寺の始まりだそうだが、この地では元々薬師如来や弁財天もお祭りさらていたのではなかろうか?山号は薬師如来に、寺名は弁財天の夫々別名に由来するそうです。背後には今も古の京の森「蔵王の森」が広がっています。
写真では鬱蒼とした森林の中に在る様に見えますが、住宅街に囲まれた寺です。お祭り時以外、見る様な物も無いみたいですが、住宅街に囲まれた場所とは思え無い程に落ちついた、写真の如く森の中の静な寺の様な感覚を持たせてくれる場所です。
現在のハザードマップを見ても解るが、京都南西部は桂川の氾濫に悩まされた低地。逆にそうであればこそ、肥沃な土地だった。そんな場所に、平安京の裏鬼門を守る久世蔵王堂が残る。神社と比べるとお寺は乾いた感じがするが、ここは神仏混交で、鳥居があり、鎮守の森があり、仁王門があり、拝殿がある。洪水や応仁の乱の混乱から地域を守ろうとする人々のタフネスを支え続けた場所として感慨深い。
浄土宗西山派に属し、山号を医王山といいます。創建に関わっては、かの浄蔵貴所(三善清行の子で、一条戻橋や八坂法観寺の伝承で有名な、平安時代の行者)と吉野蔵王権現にまつわる伝承があります。以前お伺いした際には、御住職と奥様から『参道の桜並木は、創建伝承が縁で吉野山から移されたもの』『浄土宗に属したのは近世以降で、元々は山号が示すように薬師信仰であったと考えられる(現在も境内に薬師堂が現存)』等など大変興味深いお話をお伺いしました。桜並木の参道を抜けると、古来より”王城鎮護の森”として知られる、境内の広さにしては意外なほど多くの常緑高木の巨樹たちが迎えてくれます。ここが平安京の裏鬼門を『護り鎮める』役割を1200年以上に亙り担ってきたことを実感させられる、清浄で厳かな場所であることを実感できるはずです。
仁王門があるお寺とは少々びっくり。 やや小さいながらも 仁王像があるだけで 寺の風格が上がるような気がする。 境内もなかなかのものだった。
名前 |
蔵王堂光福寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-921-3625 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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久世の蔵王さんは六齊念仏の伝承文化を永く継承されて近年国の文化財指定登録を受けられました、当に永きに渡る脈々と致した伝統を今日まで受け継いで来られたせいかであられますと感服致して居ります、年に一度8月31日の夕方になりますと笛吹や太鼓に鉦の音が聞こえて、六齊念仏の舞台の上でいろいろな曲目が、演じられます。学生時代の時は明くる日から長かった夏休みが終わるのです😤何かしらほろ苦い思い出を感じますね。