三面大黒天と寧々の庭。
圓徳院の特徴
3面大黒天は珍しい仏像で、訪れる価値ありです。
伏見城遺構の北書院庭園が美しく、圧巻の景観です。
長谷川等伯の墨絵もあり、安心して撮影できる展示です。
2022年9月3日に訪問しました。高台寺の塔頭で、門(料金所)を抜けると建物までのアプローチは手入れが行き届いており、深緑がとても綺麗でした。境内には、趣が異なる2つの庭「北庭」と「南庭」が配置されていて、それぞれを眺めて、ゆっくりとした時間を過ごす事ができます。建物がいくつかに分かれており、外から見るよりもかなり広かったです。拝観順路を辿って、出口付近に近づくとお経を唱える声が聞こえてきて、三面大黒尊の前には多くの人だかりができていました。拝観時はコロナ禍で、どこを観光しても観光客をあまり見なかったので、人の多さにビックリしました。後で知ったのですが、毎月3日の縁日には法要を行っているようで、たぶん地元の人が集まっていたんだと思います。
圓徳院に祀られている3面大黒天(さんめんだいこくてん)は、通常の大黒天と異なり、三つの顔を持つ珍しい仏像です。この像は、豊臣秀吉の正室であった北政所(ねね)が、夫・秀吉の出世と繁栄を祈願するために信仰していたとされています。3つの顔は、それぞれ福徳、財運、そして知恵を象徴しており、商売繁盛や金運上昇を願う多くの人々に崇敬されています。歴史的には、北政所が圓徳院に隠棲した際、この3面大黒天を深く信仰し、彼女の生活を支える大きな存在となったと伝えられています。現在でも、訪れる人々がこの像を拝むことで、金運や家庭の円満、そして成功を祈願しています。
昨年12月に初訪問、今4月に再訪問させて頂きました。季節はまったく違いましたが、心が清められる点ではどちらの季節も変わりありませんでした。今度はどの季節に訪問出来ますでしょうか。更に今回7月に再々訪問させて頂きました。非常に暑い日ではありましたが、こちらは吹き抜ける風が気温を感じさせないくらい気持ちの良いものでした。ほぼ半年で3回目の訪問ですが、機会がありましたらまだ是非伺わせていただきたく思います。 遠く宇都宮から思いを込めて。
期間限定の庭を公開写経に箱庭づくりなどできます。庭を座って見れます。
アメックスのラウンジ利用者は無料で拝観することができます。写経や石庭作成体験など、体験が用意されていて長く楽しめます。こちらは、とにかく落ち着く空間です。利用者の数もほどほどで、静かな空気が流れています。小鳥のさえずり、木の葉の擦れる音が響き渡ります。2つある石庭に派手さや煌びやかさは無いものの、侘び寂びで個々の美しさを感じ取れると思います。混雑した観光地に疲れた身心の癒しに、こちらへお越しになるのはいかがでしょうか。
此方は秀吉の正室寧々が晩年を過ごした場所で、伏見城遺構と云われる北書院庭園が素晴らしい‼️襖絵や障壁画も古い物ではありませんが見応えが有ります😄長谷川等伯が書き逃げしたと云う墨絵の襖絵も展示されていますが、此方は高精細複製のレプリカなので安心して撮影出来ます😁他に三十六歌仙の姿絵\u0026歌額を掲げた部屋や宗旦狐の像等見所が多いのは、流石に家康からも信頼されていた寧々の所以でしょうか⁉️
名前 |
圓徳院 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-525-0101 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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敷地としてはあまり大きくないのですが、とても癒される場所です。この景色を見て、ねね様がゆっくり過ごしていたのか、などと思いを馳せることも楽しいです。あまり見ている人は多くありませんが、百人一首のかるたがありそれはそれは美しい絵と文字で書かれています。