九重駅から歩く歴史の道。
稲村城跡の特徴
九重駅から徒歩10分、アクセスも良好な稲村城跡です。
里見氏が築いた貴重な戦国期の山城跡を訪れることができます。
定期的に整備された土塁や堀切が観察できる、歴史好きにはたまらない場所です。
案内表示もちゃんとあり、土塁も確認できる。主要道からの登山口がわかりにくいので事前によく調べておく必要あり。
館山城で御城印が販売されていたので登城しました。館山城から車で15分程度です。国道128号線から内房線の踏切を渡り、車のすれ違いの厳しい道を進んでいきます。途中、城への案内看板がありました。駐車場所は見当たりませんでしたので、道路枠のスペースに駐車することになります。途中の分岐を神社の反対側に進んできます。(ここに案内看板欲しかったです)千葉県らしい切り壁と堀跡を見ながら散策。ゆっくり歩いて15分ほどで登城。程よく手入れもされている感じで、特に苦労する事なく登れました。駐車スペースや案内看板等、しっかり整備すればもっと素晴らしい城跡に感じます。
他にも書いておられる方がいるが、とにかくもっと行政が本腰入れて観光化すべき貴重な史跡で勿体ないとしかいいようがない。縄文遺跡もあるらしいが資料館もないので何が出たのかわからない。動線にしても案内板に誘導されるままに行くと西側(googlemapにも登録のある貴船神社の辺り)から登らされるのだが、どう考えても東のセブンイレブンの裏の民家近辺から登ったほうが主郭に近くて良い。横穴墓なども合わせて城郭全体を隈なく歩きたいのであれば東から登って西に降りるか、その逆というのもありだろうが、、いずれにしてももっと魅力を表現できるはずの惜しい史跡だ。
鉄道で向かうなら九重駅から徒歩でも行けるけれど、列車の本数が少なく不便。館山駅ロータリーにある売店のレンタサイクル(電動アシスト)を利用すれば、2時間500円で帰路の時刻を心配しなくて済む。距離にして5〜6キロ。途中に安房国分寺もあり寄り道しながらのサイクリングもお勧め。主郭までは、山を削った登城路と尾根道を経て気軽に行ける。主郭からは海も見渡せ非常に心地良い。気軽に巡れるけれど、スニーカーは必須。
本来は土が流れて只の山になりそうだが、ちゃんと管理されているのか、水往来、堀切なども観察できます。坂道が滑るのと、スニーカーは必須です。おどや側の道に入ると大きい専用駐車場があります。伝承では文明18年(1486年)に里見義実が築城し、延徳3年(1491年)に完成したとされるが、確証はない。天文2年(1533)の天文の内乱の舞台となり、この結果、 里見義豊は里見義堯に滅ぼされ、稲村城も廃城となった。城跡中郭部からは縄文土器や、弥生時代末~古墳時 代中期に作られた竪穴住居跡が発見され、奈良時代に生活した人々の痕跡も確認された。丘陵斜面には古墳時 代後期の横穴墓が多数ある。2012年1月24日に岡本城(南房総市)とともに「里見氏城跡」として国の史跡に指定された。
地元の有志によって定期的に草が刈られ、よく整備されています。
山城で土塁だけ。
読みは、いなむらじょうあと。城跡としては、土塁、堀切、曲輪などしかなく、天守閣、櫓、塀、石垣などはない。観光施設ではないので、正直、素人向けではない城跡。ただし、山頂からの眺望は良好。海岸線が今より内陸に入り込んでいた戦国期には、館山城より稲村城が安房平定の中核であったことがうなずける。滝田城よりはるかに田畑をつくりやすいので、安定した経済基盤を手に入れやすいだろう。山頂には畑があり山頂までの道も獣道程度の悪路なので、地元の人とトラブルを起こさないように気をつけたい。近くに駐車場もなく案内板もまばらなので、気軽に近づくべき場所ではない。曲がりくねった狭い道も、戦国の城を彷彿とさせてくれる。歴史ロマンに満たされた後は、稲村城下、九重そばでお腹を満たすのもまた一興。
2020.1.12訪問者。お寺の先から登り、主郭腰郭から踏切辺りに下山しました。一部通行できない箇所がありましたが、台風被害はそれほどありません。もしかしたら整備してくれまのかも。
名前 |
稲村城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.city.tateyama.chiba.jp/syougaigaku/page004279.html |
評価 |
3.4 |
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踏切を渡り少し歩くと案内の看板ガスト設置されてます。看板の通りに進むと登り坂があるのでそこを登って進むと主郭ヘの案内板があります。道は整備されているので歩きやすいです。主郭からの眺望は良いので、ここで昼食を摂るのもいいかもしれないです。