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名前 |
高石垣 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
京都市下京区の東本願寺飛地の渉成園内にある石垣です。高石垣(たか いしがき)は、入園口となっている西門を入って正面にある石垣です。石橋のような長い切石や礎石・石臼・山石・瓦など多様な素材を組み合わせて築かれた石垣となっています。渉成園は過去に幾度かの火災に遭い被災しています。主な被災は安政5年(1858)と元治元年(1864)の「蛤御門の変」の大火で園内の諸殿が灰燼に帰しています。従って、現在の渉成園内の建物は 慶応元年(1865)から明治初年にかけて復興・再建されたものです。但し、建物以外の多くの池泉・石組・築山等は渉成園の創始の頃と殆ど変わっていないと云われています。前記の二回の大火で被災した建物の礎石や散在していた野石、石臼、灯篭、瓦等を集めて構築された石垣が高石垣だと言われています。