梅宮八幡神社の大黒様。
梅宮八幡神社の特徴
梅宮八幡神社の本殿左側には小さな木戸がある。
急な坂道を登ると、美しく管理された神社が待っている。
神功皇后御一行が辿ったルートと同じ場所に位置している。
本当に狭く急な坂道を登って行きますが、綺麗に管理されている神社です。もうチョッと木を切ったら見晴らしが良いんだけどその物足りなさが良いんでしょう。
梅宮八幡神社県道16号線の木沢側から王越山に登り、下ってきたところに梅宮八幡神社(たまたま神社由緒に述べられた伝わるところの神功皇后御一行が辿られたルートと同じだったのには驚き)。乃生の王越漁協のすぐ上にある歴史ある神社です。境内から海側の眺めは背の高い雑木に覆われあまり良くはありませんが、それでも木立の間から槌戸瀬戸(つちのとせと)の海を絶え間なく船が行き交うのどかな風景が楽しめます。振り返って観る王越山の立ち姿も美しい。また何といっても境内の隅々まで氏子の乃生の皆さんが慈しみ護ってこられた氏神さまであることがよく感じられます。【香川県神社誌より】・祭神:市杵島姫命 足仲彦命 誉田別命 気長足姫命 武内宿祢命(一に曰 仲哀天皇 応神天皇 神功皇后 仲姫皇后 武内宿祢命)・由緒:伝ふる所によれば、神功皇后征韓の折、備前牛窓の海中にて牛鬼を討ち、追いて王越村木澤に御上陸あり、王越山を越えて宮山に登り給う。王越の名之に依って起れり。宮山の地にて天神地秖を祭り、平戎と御安胎を祈らせ給ふ。征韓の事終り、皇子御降誕ありて萬世の邦基を固む。後宮山山上白雲の中に八幡大神御示現ありしを以て祠を建て白雲梅宮八幡宮と称す。梅宮の梅は産に通ずるを以て産宮を梅宮と申すなりと云へり。(以下 略)・社殿の造営:文安六年(1449)三月 願主藤原但馬守資重建立とある記録ありて、それ以前のものは発見せず。(以下略)・氏子区域及び戸数:乃生 三百五戸。
名前 |
梅宮八幡神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://kagawakenjinjacho.or.jp/shrine/%E6%A2%85%E5%AE%AE%E5%85%AB%E5%B9%A1%E7%A5%9E%E7%A4%BE/ |
評価 |
3.6 |
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こちらの神社の本殿から向かって左側に、木造の小さな木戸がついた建物があるのですが、この中に置かれている小さな大黒様は元々は別の場所に置かれていたのでしょうか。どのような経緯でここにいらっしゃるのかが気になりました。破損箇所があり、経年により全体的に傷んできているようです。こちらの大黒様の後ろに古木も一緒に立て掛けられているのですが、この古木の声を聞いたという知人によると、この木に宿る精霊が人間に対してとても怒っているそうです。それは、大黒様に対してこのような扱いをしているということに(例えば、元々は屋内できちんと祀られていたのに今は粗末に扱われているなどの理由、もしくは悪戯されたのであればその人に対しての怒りだと思われます)。ですが、大黒様自身はニコニコと笑顔でいらっしゃるようです。ただの置き物では無く魂が宿っていらっしゃいますので、もし管理をしている方がいらっしゃいましたら大切にして頂けたらありがたいと思います。