瀬戸内海の歴史と民俗を体感!
瀬戸内海歴史民俗資料館の特徴
瀬戸内海の和船や道具が展示されている貴重な博物館です。
1973年に設立された歴史と文化を深める資料館です。
中庭を中心にコンクリート造壁が美しい独特な建築です。
文字通り瀬戸内海の様々な歴史・民俗を学べる施設です。特に漁に関する資料の充実ぶりには目を見張ります。時々行われるテーマ展示も興味深いです。屋上か展望台からの眺めも良く、入場無料は地味に凄いことではないでしょうか。建物自体この10月に重要文化財となることが決まり、是非長く親しまれる施設であって欲しいと思います。
瀬戸内海の和船とそのつくり方、道具を実物をみれる貴重な博物館。これほどの数がそろっているとは想像してませんでした。しかも、無料。展望よし。何百年もにわたって瀬戸内海の生活をささえてきた技術は、チートなだけに、この地域の人の生き様が凝縮されているように感じられました。全部をじっくり見るには時間が足りなかったのでまた行きたいです。
瀬戸内地方の歴史、民俗等に関する資料の収集、保管、展示、調査及び研究を行うことによって、郷土の歴史と文化財に対する認識を深めることを目的として、1973年に設立された(通称は「れきみん」)。資料の収集や調査研究、展示活動は、瀬戸内地方を構成している11府県全域をその対象とし、全国的にも稀有な広域資料館としての特色を有している。備讃瀬戸を一望できる瀬戸内海国立公園内の景勝地五色台にあり、建物は石積みを基調として五色台の自然環境によく調和しており、「日本建築学会賞」を受賞したり、「公共建築百選」に選ばれたりしている。2007年に香川県歴史博物館の分館となり、その頃から入館料が無料となっている。
瀬戸内海の歴史を学べる民俗資料館。こちらにはたくさんの船や、漁に使われた道具、大漁旗や農具に至るまで様々な資料が展示されています。クオリティーの高さには圧巻です。こちらの資料館は予約なし、無料で楽しむことができます。お手洗いは館内1箇所と入口付近1箇所にあります。駐車場は専用駐車場があります。館内の展示物などは自由に撮影できます。ゆっくり歴史を見れる素敵な資料館です。
名前 |
瀬戸内海歴史民俗資料館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
087-881-4707 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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設計:香川県建築課(山本忠司)施工:高岸工務店竣工:1973年正方形平面が中庭を中心に組み合わされて構成されており、コンクリート造壁の外部仕上げには、敷地造成の際、削り取った砕石が積み貼られている。また外回りの石垣や石敷きにも使われている。材料の選択に見られるように、地域性を意識した構成であり、1970 年代において、モダニズム建築の国際性への批判とした地域性、バナキュラー性が実現した建築である。1950 年代後半から公共建築に丹下健三など中央の建築家を登用した、当時の香川県知事である金子知事とともに、その設計活動を庁舎内からサポートした建築家山本忠司は、同じ四国愛媛、八幡浜市役所建築課の松村正恒と同様な役割を高松に果たしているといえる。時を経過しても、なお古びた感覚はなく、モダニズムの機能的、空間的明快さと材料や展示内容における地域性がうまく解け合っており、モダニズムの成熟を感じさせる建築である。