千本釈迦堂で感じる、歴史の息吹。
大報恩寺(千本釈迦堂)の特徴
鎌倉初期に建てられた、京洛最古の国宝木造建築が見どころです。
六観音や地蔵など貴重な文化財が揃うお寺で特別公開も行われます。
大根炊きなど季節ごとの行事があり、地域の風物詩として知られています。
駐車場はあるらしいですが、明確にココという場所は分かりませんでした。境内は静かで落ち着いた雰囲気でした。周辺に参拝できる像が何個かありました。
本日は、六道詣り護摩木供養に訪れました。別に専用のテント設営されて、そちらで受け付け授与されました。本堂は、階下から拝奉しました。ありがとうございました。
12月年は「大根炊き」で関西のテレビで取り上げられる。行った時は、1月の下旬。境内は訪れる人もまばらでゆっくりと参拝できた。しかし、境内では何かのイベントの準備をしている様子があった。来週の節分の行事に備えたものだろう。このお寺は、「おかめ」の話の寺のようだ。本堂の中におかめの像とおかめの人形やおかめの話が描いた絵が展示されていた。おかめは「阿亀」と書く。千本釈迦堂の本堂を建てる依頼を受けたおかめの夫は、寄進された木を間違えて短く切ってしまうと言う失敗を犯し、悩んでいる様子見て、おかめはなんとかならなかと仏様に祈り続けます。そして知恵を授かり、夫に伝えます。夫は無事にしかも、より良い形で完成させることができた。そのあとおかめは亡くなる。なぜ亡くなったかは絵には書かれていなかった。この話は自分も聞いたことがある。聞いた話では、夫の功績が妻である自分のものであると言うことを隠すために自刃したと覚えている。その本堂の前には今は枯れているが大きな桜の木があった。桜の頃来ても良いかと思った。
大報恩寺通称 千本釈迦堂おかめ物語や12月の風物詩である大根炊きで有名です京都市内で最古の木造建築のひとつ本尊は釈迦如来本堂は国宝に指定されており、応仁の乱の戦火を逃れ柱には刀や槍の跡が今も尚残っているそうです近くには、北野天満宮、釘抜地蔵尊、建勲神社があります金閣寺も徒歩で20分程の距離です。
千本釈迦堂は通称で大報恩寺(だいほうおんじ)が正しいお寺の名前。千本釈迦堂の由来は、本堂内にあるご本尊が行快(ぎょうかい)作の釈迦如来坐像であり、お寺の近くをはしる道の名前が「千本通り」である事からきています(行快作の釈迦如来坐像は秘仏のようで通常は非公開、「六道参り」の期間や「千本釈迦念仏」など年に数回公開)。「千本通り」の名称は平安時代に供養のための千本の卒塔婆(そとうば)が道に立てられていたためとか、千本の桜が植えられていたからという説があるそう。霊宝殿(宝物館)とご本堂(国宝)の内部に入るには600円かかりますが、良心的な金額だと思います。ご本堂は、鎌倉時代1227年の建立で、京都市街では現存最古の建造物。霊宝殿(内部の写真撮影は禁止)の仏像群は圧巻。物凄く見応えあります。初めて入った時は、その広さと内部の充実さに驚きました。定慶(肥後別当定慶、ひごべっとうじょうけい)作の六観音菩薩像。快慶作の釈迦十大弟子立像(元々は、ご本堂内に釈迦如来坐像を囲むように安置されていたとの事)。その他にも見どころ多すぎます。観光地化しておらず、他に拝観する人がいない事が多いので、広い霊宝殿内でゆっくり静かに見事な仏像と対峙できます。そして、ご本堂内の柱に残る「応仁・文明の乱」による刀や槍の傷跡を見ると、本当に鎌倉時代の建物がそのまま残っているのだと実感。なお霊宝殿からご本堂の中までスリッパがなく、ずっと靴下等で歩きます。ひととおり見学すると1時間弱かかりますので、10月中旬以降は足元の防寒対策をして行く方が良いです。大報恩寺には「おかめ」の話が残っており、ご本堂の入口とは反対側の扉の外には、全国から奉納された「おかめ」の置き物が並んでいます。また境内には「おかめ塚」もあり、その向かって右隣りにある宝篋印塔(ほうきょういんとう)が「おかめ」のお墓との事。毎年12月7日~8日に行われる「成道会と大根焚き」が良くニュースで紹介されていますが、行事やお祭り開催時以外、あまり人もいなくて境内も落ち着いて散策できます。ご本堂をしげしげと眺めていたら、境内を掃除していた檀家の方らしい人が色々と案内してくれました(不動明王堂の中の不動明王立像は新しく見えるが江戸時代のものであるとか、ご本堂向かって右手の裏にある千体地蔵塔も特別に案内してもらえました)。山門入ってすぐ左手には稲荷社(お寺だから吒枳尼天(だきにてん)でした)も祭られていて、今でも地域に根差したお寺なのだなと思いました。場所は上七軒(かみしちけん)の交差点にあるセブンイレブン横の道を入ってすぐの所。北野天満宮から歩いて10分くらい。仁和寺からも嵐電を使えばアクセスしやすいと思います。一度は参拝される事を是非オススメします。
名前 |
大報恩寺(千本釈迦堂) |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-461-5973 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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鎌倉初期の安貞元年(1227)建築の本堂は応仁の乱にも焼けずに残った京洛最古の木造建造物で国宝戦後、後世に改造された部分を大幅に改修し創建時の建築構造に戻したらしいこの本堂だけでも一見の価値があるのだが、さらにこの度国宝になった六観音&地蔵のほか重文釈迦十大弟子とかセットものが完存しておりすこぶる貴重2024京都非公開文化財特別公開で拝観したので千円だったが通常は600円だったもようそれにしてもあちこちおかめに埋め尽くされており古寺のイメージが狂う。