上総国最古の寺院の息吹。
かつて存在したといわれる上総大寺廃寺の石製の露盤があります。千葉県指定文化財ですが、野ざらしです♪
名前 |
熊野神社 |
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ジャンル |
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住所 |
〒292-0024 千葉県木更津市大寺1028-1・1029 |
HP | |
評価 |
3.0 |
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伊邪那岐尊を御祭神とする神社で、創建年代等の由緒不詳ですが、7世紀後半頃に当地に建立された上総国最古の寺院・上総大寺の鎮守社として創建されたのが起源とされます。境内には、出羽三山信仰の石碑や安永5(1776)年7月銘の手水鉢があり、明治維新後の近代社格制度において村社に列格された大寺地区の鎮守神です。当地『大寺』は上総大寺廃寺跡とされ、出土した軒丸瓦の文様が複弁八葉蓮華文であることから、7世紀後半に創建された奈良県飛鳥四大寺の一つ『川原寺』との関連が非常に高い上総国最古の寺院とされ、かつての層塔の一部分が『上総大寺廃寺石製露盤 1点』として、千葉県の有形文化財(考古資料)に指定されています。『露盤』とは、層塔最上部の相輪の基礎となる部分に配置され、『雨じまい』と呼ばれる防水の役割を果たす四角い盤で、石製となると全国的にも貴重で極めて珍しく、県内唯一となります。境内に駐車可能で、隣接する大寺阿弥陀堂とセットで参拝(詣)しました。