渋いお寺で探る歴史の旅。
滝口寺の特徴
渋いお寺さんとしての佇まいが魅力的です。
祇王寺の近くに位置し、訪問しやすい場所です。
過去の訪問者も印象に残る場所です。
2022年10月29日に訪問しました。紅葉を楽しむのには少し早かったようです。
令和6(2024)年7月27日午前中に参拝。朝一だった為か、自分以外の参拝者は居らず、マイペースで拝観できた。山の中に在る為、雰囲気は静かで自然的。但し、夏場だったので、蚊が多かった。時期次第では虫対策が必須かもしれない。
下の道に看板はあれど、どこが入り口なのかと迷いましたが、祇王寺の入り口へ登って行ったところにありました。自然環境は祇王寺に隣でよく似ていて、四季を感じることは出来ると思います。ただし、祇王寺ほど手入れされていませんから、祇王寺を見てさらにこちら、というのはあまり考えなくて良いかと。その一方で、滝口入道や横笛にまつわる伝承などに興味のある方は一度訪れても良いかも。
渋いお寺さんでした。祇王寺に向かう左手に渋い入口の門があり石階段を登り30m程で本堂に。そこから順路に従いこれまた渋い小径を。行った時は11時頃でしたが大きな木に陽が隠れてしまい日陰でしたがとにかく渋いお寺さんでした。
22年6月1日に訪れました。「祇王寺」に隣接してありました。『滝口寺』という名前なので「滝があるのかなぁ?」と思って行ってみましたが、「滝口入道」という人の名前が由来だそうです。「平家物語」に登場する滝口入道と横笛の悲恋物語のお寺です。本堂には、滝口入道と横笛の木像が安置されています。また、本堂までの参道に、横笛が愛する滝口入道に会えず、泣き泣き帰った途中で指を切って血で歌を書いた歌石があります。新緑と竹林が美しかったです。御朱印は書き置きは置いていませんでした。
名前 |
滝口寺 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
075-871-3929 |
住所 |
|
評価 |
3.4 |
周辺のオススメ

はるか昔、45~6年前になるのか、ここを訪ねたことがあります。その時は老女といっていい女性が「高山樗牛」作の滝口入道(この女性はにゅうぞうと言っていました)の物語に沿って滝口と横笛の悲恋を口上で述べて聞かせてくれました。この滝口寺と隣の祇王寺ともに、世捨て人が住んだという嵯峨野の小さな庵はなんともそのもの悲しさを感じたものでした。静謐さとその口上に魅せられて数年ごとに足を運んだことがあります。ずいぶんと久しぶりに訪れると、その老女の方はすでに鬼籍に入られていました。以来訪れることが無かったのですが、こちらの口コミを見るとずいぶんと荒廃しているようで寂しい限りです。時間とともに景色も変わっていくのでしょうね。