要予約の美術館、お庭に感動!
重森三玲庭園美術館の特徴
予約制のため、来館前には必ず準備が必要です。
美術館の庭は訪れる価値が十分にあります。
アナログな入館方法が独特の体験を提供しています。
予約制ですが、ホームページには予約のアドレスが載っていないため、観光協会からアクセスするしかないです。説明は丁寧ですが、あくまで庭重視。重森三玲氏や家の遍歴は聞かないと教えてはくれないです。事前に下調べして行くことをお勧めします。
事前メールの申し込みで入館するというアナログな美術館ですが、この規模感からいって納得の手法。重盛三玲(1896-1975)は、東福寺の枯山水などを作庭するなど昭和初期に活躍した日本の作庭家。重盛三玲庭園美術館は、重盛三玲のお孫さん「重盛三明」館長ご自身が受付し、三明館長自身が説明するというスタイル。三明館長は現代美術家でもあり、彼の掛け軸が床の間にかかっていました。庭園は、海に散らばる島を枯山水の表現したものだといいます。建物はもともと吉田神社の宮司の住宅。この住宅含めて土地建物を重盛三玲が買い取り、自分仕様に庭含めてリノベーションして住んでいたそう。茶室の襖のデザインも三玲自身がデザインしたそうで、彼らしいモダンな文様が美しい。ちなみに真如堂の枯山水を作庭した重盛千靑と三明とは別の人です。
やっと予約をとって訪問できました。お庭の素晴らしさは言わずもがなですが、重森氏にお庭の石の意味(遥拝用)などをお伺いし、庭の鑑賞の楽しさが広がりました。また違う季節に訪問したいです。
入場料でお庭を見せていただくだけです。お家の中に上がらせていただくには別料金が発生しますお寺2か所に入るのと同料金です。
要予約。午前の11時で私1人だったので、ゆっくり鑑賞できました。石の存在が抜きん出ている庭園は見たことがなく、新鮮でした。三玲氏のお孫さんにあたる館長さん?が丁寧に説明、かつフランクに接してくれて、一辺倒の解説ツアーとは違った、おもてなし感が味わえて良かったです^ ^
庭好きならぜひ行くべき。公開されているのは一部ではあるが丁寧に説明していただけるし質問も出来る。屋内の設えの撮影は禁止だがお庭は撮り放題。細やかで大胆な三玲らしいお庭。見学者にはポストカードも販売してます。
名前 |
重森三玲庭園美術館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-761-8776 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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わかりにくい場所バス停から遠いけどタクシーを使うのも戸惑った道行く人だれも知らないので結局タクシー早く着いても門が閉まっていて、腰掛けるイスも無い。