成田山新勝寺へ、煉瓦の歴史散歩。
成宗電車第一トンネルの特徴
明治時代の歴史を感じられる貴重な遺構です。
成田山新勝寺から徒歩でアクセスできる駅チカのトンネルです。
煉瓦造りで成宗電車跡地の情景を楽しむことができます。
成田市が誇る駅チカ「土木遺産」。明治に開業し、戦時中に廃線にさせられた鉄道「成宗電気軌道」の遺構です。煉瓦積みで、自分としてはなかなか見応えがあります。トンネルは普通に車が通ってます。今でも使われている「廃線跡」です(線路はないですが)。場所は、成田駅から10分かからない位の距離。成田山参拝時に、通るのが良いかと。
ここを電車が通っていたんだと想像しながら歩いて、新勝寺の歴史を感じる事が出来ました。
成田山新勝寺の参拝客をメインターゲットとしていた路面電車の軌道跡に残るトンネル。現在は車道のトンネル。歩行者も通行可能。
煉瓦造りの土木遺産です😺成田山新勝寺から市道を京成電鉄方面に進むと第一トンネル、第二トンネルの順に姿を見せてくれます。第一トンネルは長さ12.2m。第二トンネルは長さが40.8m現在、電車道と呼ばれる市道を千葉県初の電車が走っていました😺明治44年(1911年)1月に成田駅前⇄宗吾霊堂間が開通し複線で営業を開始しています。明治の時代に電化と複線なんて凄いですね😳社寺参詣客(しゃじさんけいきゃく)の輸送が鉄道建設の重要な要素だった事が窺えます😺35年間成田の街を走った成宗電気軌道は戦争激化の煽りを受けて昭和19年(1944年)に営業を取りやめてしまいました。なんか、勿体ないですね😞
明治時代に成田山と宗吾霊堂を結んだ鉄道(路面電車)に造られたトンネルです。レンガ造りで架線を固定していた名残も見られます。土木遺産としてパネルが設置されています。トンネルは二つあり、近くの斜面には紫陽花が植えてあり、また駅方面には桜並木になっており、咲く時期はとてもきれいです。京成、JR成田駅から10分かからず、近くの栗山公園には蒸気機関車が展示してあり、鉄道が好きな人にはよいと思います。人通りは少なく、成田山の参道とは別ですので、行きは参道でお店を見ながら、帰りはこちらを見てさっと帰るのもよいと思います。歩道が狭いので気を付けてください。
成宗電車跡地がはっきりあるところです。路線をほぼ道路に転用したので、はっきりわかります。廃線マニアはおすすめ。
名前 |
成宗電車第一トンネル |
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ジャンル |
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電話番号 |
0476-20-1551 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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「せいそうでんきてつどう」時の貴重な遺構です。明治43年から昭和19年で廃止になるまでこの地を走りました。興味が無ければただのトンネル、興味があれば浪漫を感じる事が出来ますね。第1、第2は桜舞う季節がオススメ。立派な撮影スポット🌸多古線橋台跡や蒸気機関車が鎮座する公園も近くにあります。今は見れるか分かりませんが埋没した第3のトンネルもあります。