歴史の息吹、羽衣の松。
羽衣の松 (三代目)の特徴
羽衣伝説に由来する、歴史深い松のある場所です。
白龍が住んでいた村に位置し、訪れる価値があります。
天女が羽衣をかけた、神秘的な伝説が残る場所です。
昨日から一泊で、静岡に来ています。久能山東照宮を参拝した後、昼ご飯を食べに三保の松原の「神の道」入口に有るまぐろ屋でマグロ漬け丼と静岡名物の黒はんぺんのフライを食べました。両方とも美味しかったですが、漬け丼はマグロの量が多くてお腹がパンパンになってしまいました。
『羽衣伝説』昔々、三保の小さな村に白龍(はくりょう)という若い漁師が住んでいました。ある日彼は松の枝に美しい衣が掛かっているのを見つけました。彼がそれを手に取ったとき、突然天女が現れて言いました。「それは天人の羽衣です。どうかお返しください」しかし、白龍は天女の申し出を断りました。すると天女は泣き出してしまい、言いました。「その羽衣がなければ私は天へ戻ることができません。どうかそれを返してください」そこで、白龍は言いました。「もしあなたが天人の舞を舞ってくれたら返しましょう」すると天女はうなずき、続けて言いました。「羽衣がなければ舞うことができません。先に羽衣を返してください」しかし、白龍は言いました。「もし、先にこの羽衣を返してしまったら、あなたは私に舞を見せずにすぐに飛び立ってしまうでしょう」すると天女は言いました。「疑いの心をもっているのは人間だけです。私達天人には偽りの心はありません」白龍は天女の言葉を聞くと自分の振る舞いを恥じて羽衣を天女に返しました。天女は喜んで美しい春の景色の中で天人の舞を舞いはじめました。そしてそのまま富士山を越え、天高く上っていきました。
天女が羽衣をかけたとされる羽衣伝説で有名な松。この松は御穂神社のご神体で、御祭神の三穂津彦命・三穂津姫命が降臨する際の目印とされています。松並木の参道「神の道」を経て御穂神社へと通じています。今は3代目になっています。
名前 |
羽衣の松 (三代目) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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現在は3代目になった羽衣の松。約25年前に来たときにあった先代の羽衣の松は幹が今も残っていて祀られておりました。先代の松は寿命を迎えると、今ある松の中で最も立派なものを次の代の羽衣の松として引き継がれるそうです。長い歴史を感じますね!