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のんびりとして、穏やかな情緒ある街並みに麹の熟成した奥深い香りが漂い足が止まり癒されます。武豊町は、鉄道の敷設とともに味噌やたまりの醸造業が盛んになり、里中・大足地区や小迎地区に醸造蔵があります。ここでつくられる味噌は「豆みそ・赤みそ」と言われ、大豆と塩を原料に3年ほど長期熟成させています。現在は7軒ある会社のうち5軒が伝統的な製法で造り続けているそうです。醸造蔵は黒壁の建物が多く味噌やたまりの香りがして趣のある雰囲気です。小迎地区の醸造蔵「中定商店」には、実際に使われた蔵を改装して展示している「伝承館」があります。見学には事前に申し込みが必要です。