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名前 |
ゆかむりの塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
岩井温泉郷を眼下にする(愛宕山展望台)に「ゆかむりの塔」が建っており日が暮れてライトアップ時は一際、白いゆかむりの塔が愛宕山に冴え渡ります。「ゆかむりの塔」は(岩井温泉ゆかむりの湯)のシンボルです。郷土岩美町の彫刻作家山本兼文氏(1992年・平成4年没、享年75歳)の39歳の製作の彫刻です。ここからですと山本氏の生誕地も通った小学校も通った道もすべて見えています。20191117 午後愛宕山に上がり「ゆかむりの塔」を真下から見上げました。暫く想いを巡らせます。一番下に抽象化された海の生き物が四頭(二頭一対)で同一方向に回転、そのため海水が渦を巻き上昇し、一人の美しい裸体女性を産み出しています。女性は両手を目の高さに上げて遠くを近くを見やっています。正に今この瞬間、女神の誕生です。具象と抽象との融合調和。これは日本版の(ビーナスの誕生)です。海水は岩井の霊泉をイメージさせています。そのように解しました。このような彫刻の依頼により鳥取市内を始めとして公共の場所に山本氏の作品が置かれています。機会があれば立ち止まり鑑賞されたらいかがでしょうか。