名前 |
ボートレース発祥の地碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
競艇が公営競技になったのは、世界で日本が初めてで、その産声が上がったのはここ大村だそうです。1951年に「モーターボート競走法」が議員立法として可決。地域経済の活性化から戦災の復興を支援することと、庶民の娯楽を目的でした。波穏やかな大村がボートレース場建設の適地として選定されましたが、県内では佐世保や時津などとの開催地争いがあったそうです。また、ボートレースの初開催地を、津競艇場(運輸省に認可されたのは津が第一号)と争いましたが、中央から離れた最西端の大村であれば何か事が起きても大事にはならないだろう、という理由から選定されたとのことです。(なんだかなぁ~)。モーターボート競走法が可決されて4ヶ月の突貫工事で完成。また、ボートレーサーもわずか1ヶ月間で養成され、現在のようにスタートがきれいに揃うことがなかったとのこと。それでもよくルールを知らない観衆は、手を振って応援するなど、のどかな光景が見られていたそうです。しかし、第一レースから配当金7,600円(当時の公務員の初任給に相当)の大穴が出たこともあり、初興行は盛況をおさめることができたとの話です。場内には、ボートレース開催時に無料で入館できる、「発祥の地記念館」があります。