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名前 |
弘安・応長の板碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
毛呂山町西大久保の八坂神社側に、道路に沿って大小3基の板碑が立ち並んでいます。これらは鎌倉時代(中期〜末期)に緑泥片岩で造られた青石塔婆で、向かって左手が弘安、中央が応長の板碑と呼ばれています。どちらも毛呂山町の有形文化財に指定されています。弘安(3年(1280))の板石塔婆は上部が欠損していますが、完全体ならおそらく2.5mはあったであろう大型の板石塔婆です。刻まれた梵字や銘文等も比較的に鮮明です。阿弥陀種子の下に不動明王種子が描かれたとても希少なものです。応長(元年(1311))の板石塔婆は、中央よりやや上の種子の位置から無くなっていますが、2mを優に超えるものだったと思います。石彫も青石の色も鮮やかです。詳細な解説板があり、屋根で守られていて大切にされています。