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名前 |
白山神社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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評価 |
5.0 |
米沢市始め置賜地方では有名な黒井堰(上杉鷹山時代の一大灌漑事業の水路)横にある神社です。また、山岳信仰の順路になっている古道に面しています。創建は不明ですが、湯殿山などの山岳信仰と同じく伊弉冉尊(イザナミノミコト/日本最初の女神)が祀られているようです。入口の石柱に、昭和8年(1933)4月9日とあります。黒井堰から流れてくる水路を跨いで境内に入ります。すると、古そうな山岳信仰の板碑があります。貴重なものです。本殿はしっかりしていて管理されているのが分かります。社殿内を見ることができません。境内には杉の大木がいくつかあり、男根が入った石社や庚申塔などの石塔群があります。馬頭観音碑には安政6未(1859)3月19日 講中 とあります。安政の大獄と被るかもしれません。青面金剛碑には破壊された跡があります。その横の碑も破壊されています。山岳信仰の順路である高畠町露藤から糠野目に向かうための道標になっていた場所でしょう。もしかしたら、上杉鷹山以降の時代は、黒井堰横を通って上郷からショートカットしてここまで来れた可能性が大いにあります。いつまでも大切にされてください。