名前 |
邑久南巡り八十八箇所霊場第46番札所 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
この近辺の札所は発見難易度が異様に高い所ばかりであり、此処もそのひとつです。歩道程度の細い路地の奥の、更に民家と民家の間の隙間にあります。札所の建物は昭和初期以前製に見える古式ゆかしい造りで、適時営繕が入っている様です。堂内の古びた布幕に長寿の心得という、所謂死神撃退論述が書かれたものがユニーク。60歳の時に死神が迎えに来たら、まだ留守と云え。70歳の時は、まだ早いと云え。80歳の時は、まだ自身が役に立つから去ね。88歳の時は、米が食いたいから去ね。90歳の時は、急がぬでもよいから去ね。99歳の時は、ようやく頃合いを見計らうから去ね。といった内容。