静かに楽しむ宮本三郎の世界。
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館の特徴
宮本三郎の多彩な作品群を展示した小規模な美術館です。
繊細な油絵や版画など、各ジャンルの絵画を楽しめます。
入館料200円で静かな雰囲気でじっくり鑑賞できる場所です。
都内の大きい美術館は結構行っているが、まだ行けてない美術館が何件もあって、その中の1件が 宮本三郎記念美術館。都内で宮本三郎の作品を見ることができるのはとても嬉しい。私は、日本の洋画家で佐伯祐三、松本竣介、そして宮本三郎のこの三人は日本だけではなく世界的に評価されてもよい画家だと思う。宮本三郎の絵を見ていると、油絵具は子供のおもちゃのように扱っているように思うくらい自分のものにしている。さて、ここの美術館、入館料が200円で展示スペースが2つしかないが、それでも満足できる。企画展として花の作品を中心に展示してあったが、風景画や人物画も展示している。そのバランスもよく考えており、宮本三郎の天才ぶりというか、変幻自裁の絵画を見ることができる。個人的には女優の絵と月並みだがビーナスの絵はすごいなと思った。ただ、世田谷美術館は用賀からかなり歩くし、分館にしないで併設してほしい。
静かにゆっくり絵を楽しむことはできます。展示室は一つのみ一人の作家のみ。日曜日の昼でも客はわずかで、久しぶりにゆっくり絵を観ることができました。
入館料200円だが支払いは現金のみ。小さな美術館だが世田谷美術館の分館だけあり体裁は整っている。全く混雑しておらず穴場。
宮本三郎記念美術館(世田谷美術館分館)で開催されている「宮本三郎、画家画II:混沌をぬけ、花良絵筆1950s-1970s」へ行ってきました🎨石川県小松市出身の洋画家である宮本三郎さんはパリを拠点に古典美術を巡り、本物を自分の目で見て作品を真似て描き、練習を重ねたそうです。そして継続的なテーマとして〝花と裸婦〟を描き赤、黄色、緑と華やかな色味の作品が非常に多く美しさの中にも力強さのある印象でした。館内は撮影が禁止なので、作品でご紹介できませんが、華やかな女性画とお花の作品に惹かれつつ私が今回、一番印象に残ったのは『流水 手取川』でした。絵画の前に立つと、池の目の前に空間移動したような感覚になり見れば見るほど不思議な気持ちになりました。美しい絵や、描かれている女性のお顔も美人さんで見ていて癒される作品も多くありますが、惹き込まれているのに謎めいている、そんな感想を抱きました。上手く言葉にできないのですが、何かを得たこんな気づきがあったというより空間移動している気持ちになる不思議な作品ばかり。でもそれは、人物像の時は特にメインで描かれている人以外にもたくさんのお顔やお人形さんが映り込んでいて「これはお人形さんなのか?」「はたまた人なのか?」「もしくは天使なのか?」「なんでここに一緒に描かれているんだろう?」と。館内のスタッフさんもとても感じのいい方で定期的に作品が変わるようなので、また伺いたいと思いました^^
洋画家・宮本三郎(1905-1974)の美術館。かつてアトリエがあった場所で、奥沢の住宅街の中にあります。展示スペースは二階のみですが、展覧会「宮本三郎 西洋の誘惑」(2022.04.01 - 09.11)では、大小合わせて34点の絵画が展示されていました。他に、アトリエがあった当時の設計図が数点あります(ただし建物は近年建てたもので当時のものではないはず)。世田谷区は約4000点の寄贈を受けたそうなので、展覧会によって内容は変わると思います。
小規模な落ち着いた雰囲気のある美術館です。ふらっと気軽に立ち寄れる気軽さがあります。展示されているところは1フロアのみなので、長居するような場所ではありませんが、絵が好きな方は行ってみることをおすすめします。
洋画家である宮本三郎(1905-1974)の作品を展示している小さな美術館。開館時間10:00-18:00,入場料は一般¥200で月曜が休館日。展示室内は写真撮影禁止。階段を上がった2階の展示室にスケッチから中型油絵まで多彩な作品が展示され、説明が付けられています。念願の欧州行きが実現してから間もなく第2次世界大戦が始まったため、帰国を余儀なくされた宮本が軍から依頼されて戦争画を描いていった経緯などが作品毎に簡潔に説明されています。作品数は多くないので20-30分もあれば、ゆっくり鑑賞可能です。規模は大きくありませんが、宮本三郎の佳作を集めた素敵な美術館です。
小さいですが、静かで、素晴らしい絵画をじっくり堪能することができました。心穏やかな時間を過ごすことができて、美術館にハマってしまいそうです、、大人200円です。駐車場は無さそうです。建物の前に1年2台くらい置けそうなスペースはあるのですが、一つは身障者用マークが書いてありその壁には「関係者専用」というプレートが貼ってあるので聞いてはいないですが、私は近くのパーキングに入れました。
200円は内容からして実質無料。自由が丘の住宅街にある隠れ家的な美術館。世田谷美術館の分館の一つで氏の絵画中心に30点以上展示あってどれも見応えがあって本当に来てよかったと思いました。向井潤吉館とはまた違った雰囲気があります。所要時間は1時間も有れば十分だと思いますが、自分は見入って1時間半は居ました。人も少なくても貸し切り状態でした。アクセスは東急の自由が丘、九品仏、奥沢いずれも7分くらいです。
名前 |
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
03-5483-3836 |
住所 |
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5丁目38−13 宮本三郎記念美術館(世田谷美術館分館) |
HP | |
評価 |
4.1 |
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平日午前中に訪問。貸切でした。「飢渇」目当てで行きましたが観られなかった。本館の方にあるのかな?ポストカードのラインナップにはありました。花の絵が綺麗だったのでポストカードを購入して帰りました。