第六天神社の歴史と彫刻、見ごたえ十分!
高井戸第六天神社の特徴
第六天神社は神世七代の、第六代の神々をお祀りする神社です。
境内には杉並区最古の狛犬や見事な彫刻が施され、見ごたえがあります。
中央自動車道の高架が近くても、境内は静かな厳かな空気に包まれています。
第六天神社の【第六】について時々「第六天神社があるなら第一から第五天神もどこかにあるはずだ」という声を耳にする事がありますが、簡単にいうと第六天神社の「第六」は単なる神社のナンバリングではなく【神世七代の「第六代」の淤母陀琉神(オモダルノカミ)、阿夜訶志古泥神(アヤカシコネノカミ)をお祀りしているという意味の「第六」天神社】ですつまり「明治神宮」が明治天皇と昭憲皇太后の御霊をお祀りしているのと同じ道理の神社名ということです高井戸の大切な氏神様です。
昔(どの位い昔なのかな?)、環状8号線の建設に際し、現在地に移転させられたと聞きました。神社仏閣の創建話としてではなく、現代化・近代化で語れる寺社も知っていてあげたいなと思います。
目の前を中央道の高架が走っているので遠目には存在が分かりにくいため、普段の参拝者は少なめですしかし境内では車の騒音が気になるほどではないです創建は不詳ながら鎌倉時代らしく、実はかなり歴史の古い神社のようですかつての神仏習合の時分は第六天魔王を祀っていたが、神仏分離によって神世七代の第六代の面足命・惶根命に御祭神を変更、社名も第六天社から第六天神社に変更したようです境内は広くはなく、全体的にコンパクトな神社ですが、鳥居をくぐり参道の国旗掲揚の柱の台座には左右それぞれ昇龍・降龍の彫刻が施され、一対目の狛犬の台座にも彫刻が彫られ、二対目の狛犬は杉並区で最古の狛犬で、拝殿にもかなり手の込んだ見事な彫刻が施されており、実はかなり見ごたえある神社です織田信長が信奉したらしい第六天魔王を祀る第六天社を天下統一を引き継いだ豊臣秀吉が神威を畏れて廃社したため、西日本にはなくて東日本にしか分布していないのも面白いなりゆきです。
なぜかクラブツーリズムのバンが停まってました。中央自動車の高架下でややわかりにくい場所にあります。その分落ち着いた神社です。御朱印は高井戸八幡神社でいただけます。
鳥居に近い方に大正奉納の台座も含めて見事な彫りの狛犬が居ます。社殿の近くに明治奉納の小振りの狛犬が居ます。社殿の梁の彫り物も見事な感じでこれ程の彫刻を彫れる人はもう出て来ないのでしょうね。
狛犬は小さくて旧いです。でも、この狛犬、貴重な物のようです。
立派な龍の🐲の彫刻。
下高井戸浜田山神社の兼務社「第六天神社」社殿に近いところにいる狛犬は杉並区ではもっとも歴史のある古い狛犬とのことです。(写真参照)道路沿いにあるにも関わらず静寂な神社です。神社の中はきれいに整地され、ゴミもなく、大変愛されている神社なのだと思います。神社の前に大きな陸橋があり、そこから眺めると全貌が見え、また違った見え方ができます。慶應井の頭線の富士見ヶ丘駅から歩いて15分ほど東八道路沿いにあります。御朱印は、張り紙にて浜田山八幡神社でいただけるとのこと。
すぐそばを中央自動車道の高架がある場所にあります。
名前 |
高井戸第六天神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
03-3332-1356 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.9 |
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