名前 |
邑久南巡り八十八箇所霊場第34番札所 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
斜面の取り掛かりに所在するためか、堂と周辺がコンクリートで相当ソリッドに補強がなされています。しかし堂内は古式ゆかしいものでしたので、劣化した部分を適切にリフォームされているのですね。扇面額の文字は風化で既に読み取れない状態。他の札所からの慣例から四国88の34番 種間寺(たねまじ)の御詠歌なのでしょう。その隣にある扁額の歌が謎で調べてみましたら、三十三番 美濃谷汲の可能性が高く、そこを拠り所にしますと、西国三十三所 華厳寺の御詠歌のひとつ、「万世の 願いをここに 納めおく 水は苔より 出る谷汲」の可能性が高いです。字のくずし方や変体仮名などで、照らし合わせが難しいですね。