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名前 |
備後三見城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.0 |
三見城(三間城)跡は、上下町小堀の中野村集落の北側にある山に築かれています。山城の標高は545mですが、麓からの比高は90mほどです。戦国時代、備中国 新見荘(現岡山県新見市)を拠点に勢力を張っていた新見氏の一族、新見能登守親員は備後国 小堀(現上下町小堀)の地を手に入れて三見城を築きました。新見氏は菩提寺として長福寺を建立し、厚く尊崇しました。ところが長府(現下関市)に所替えになったため、先祖の菩提を供養するため甲冑などを寺に寄進したと伝えられています。山城は北西に延びる尾根を二重の堀切りで断ち、南東に延びた尾根に曲輪を連ねた単純な縄張りとなっています。見学のための整備は全く行われてません。中野村集落を抜けて長福寺谷集落に入った所に小さな三叉路があり、市道脇にあるスクールバスのバス停から城山をよく眺望することができます。