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名前 |
八木山社日塔▪地神塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.0 |
しゃにち【社日 shè rì】社日塔(地神碑)は、天照太神・大巳貴神・少彦名命・埴安媛命・倉稲魂命を祀る。中国において社(土地神)を祭る祝日をいう。一般に春秋2回行われるが,その日は時代によって異なる。唐代には,立春(立秋)後,第5番目の戊(つちのえ)の日である。村人たちはみな仕事を休んで叢林中の祠に集まり,酒肉をそなえた後,その供え物で飲み食いし,一日を楽しんだ。神楽(かぐら)も盛んに奏された。春社には五穀の豊作を祈願し,秋社には収穫の感謝と来年の農作物の占いが行われた。この社祭は元代に廃止され,急速に衰える。県内どこに行っても地神さんは五角柱。そして刻まれた神様の名前は同じ。なぜ地神さんはこれほどまでに「規格化」されているのでしょうか。まるでどこかに地神さん製造メーカーがあったかのように。実は、地神塔造立にあたり、あるテキスト(神道書)が参照されたようなのです。天明元年(1781)序文の大江匡弼『神仙霊章春秋社日醮儀』。地神信仰の本義、地神塔の形式、地神祭の祭式などが詳しく述べられています。実際に各地の地神さんを調べてみるとわかることですが、「心石は五角柱」「天照大神以下、定められた五柱の神名を順に刻む」点は、厳密に守られています。地神さんは原則として「天照大神」が北を向くように立てられています。これも『社日醮儀』に書いてある通りです。方位磁針がなくても、地神さんを見れば方位がわかります。神々の名が刻まれた心石の部分は、マニュアル通りに製造。しかしその他の部分(台石、箱石、周囲の囲いなど)の形状は、地域ごとにまちまちです。心石こそが、地神さんのもっとも重要な心臓部と見なされていたことがわかります。