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名前 |
養生の芝 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
原山の茶畑の最上部まで、急な坂を上りきって振り返ってみましょう。和束の茶畑が遠くまで一望できますし、逆にいえば麓からもよく見えますね。このあたりは昔、茶畑ではなく芝生があったそうで、養生の芝と呼ばれています。養生の芝の由来は、1331年8月に後醍醐天皇が鷲峰山を下山したあと、ここで休息し養生したことにちなむそうです。確かにこの場所からすぐ近くに鷲峰山の登山口が今でもありますから、歩くことで後醍醐天皇がどうやって鷲峰山を後にしたか今の私達も思いを馳せることができますね。また、700年前の麓の和束の人々にしてみれば、霊峰の登山口からきらびやかな駕篭に乗った後醍醐天皇が、三種の神器を携えて出てきて休憩しているわけですから、まさに神話の出来事だったでしょう。