室町期の宝篋印塔、必見の魅力!
応永十年宝篋印塔(残欠)ほか石造物群の特徴
室町期の宝篋印塔が複数存在し、見応えがあります。
宝篋印塔以外の庚申塔や道祖神も魅力的です。
石造物群の独特な雰囲気は訪れる価値があります。
室町期の宝篋印塔が4、5基。随分素朴で小さいフォルムです。宝篋印塔に特徴的な相輪(最上部の棒状部分)もはっきり確認できませんでした(というより、ない?)。見つかった石塊のみで何とか組み合わせた様子です。間違ってたら恐縮です。
名前 |
応永十年宝篋印塔(残欠)ほか石造物群 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
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宝篋印塔以外に庚申塔や道祖神などが集められていて、個人的にはむしろそちらの方が見応えありました。順番に双体道祖神は明治のもので憤怒の表情、次の青面金剛は大正期の造立で顔面の骨格など写実的。三番目も青面金剛ですがこちらは元禄期の像で正面二手の持物が一風変わっています。最後は三猿の庚申塔で延宝二年造立ですが日月・二鶏などがはっきり見て取れます。知られずに朽ちさせるのは惜しい佳作揃い。