黒田荘の歴史を感じる10分。
大木城跡の特徴
大木城跡は、片道10分で主郭部に到達できます。
城主の黒田重勝の弟・光氏が築いた史跡です。
居住地として知られる野中城との関係があります。
城主は黒田荘の黒田重勝の弟・光氏とされており、また野中六郎と名乗って野中城に居住していたそうです。その伝承を検証した結果この場所であるとされていることから、別名を野中城とも言われています。現在の主郭部分は稲荷様が祀られる神社になっており、城としては見る影もありませんが普段の役割は見張り小屋(櫓)とされていることから、場所は違いますが同じ西脇市にある鳴尾山城と似たような運営であったらしいです。途中の山道は堀切と思われる部分を歩いたり、曲輪と思われる場所を見たり出来ます。主郭まで入口から20分かかると案内板にはあるのですが登山に慣れた方なら10分程度で行けると思います。逆に下りは路面が滑りやすく20分程度かけて降りました。(実際に野生の鹿に遭遇しましたので注意してください)。入口が解りにくくGoogleマップのナビ経由ではたどり着かない場合がありますので(地図上は主郭周辺ですが)大木城・山道入口を検索してから向かうことをお勧めします。
山全体が金網で囲われており、扉も有るのですが、チェーンがしてあり勝手に入山出来ないのかと思いましたが、正規?の登山入口には写真の通り柵を閉めればいいよ的なコメントが貼って有りました。登山道は今の時期は、落葉だらけで少し滑りやすい状態でした。
名前 |
大木城跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0795-22-3111 |
住所 |
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HP |
http://www.city.nishiwaki.lg.jp/i/kakukanogoannai/soumubu/hisyokouhouka/furusato/1361426443476.html |
評価 |
3.3 |
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片道20分と説明板には記載があったもののいやはや10分程で主郭部に到達可能である。道は整備されており、傾斜はやや急ではあるもののとても登りやすい。元来こじんまりとした砦規模の単郭の城であるがゆえに目立った素晴らしい遺構も見当たらない。主郭部手前の腰曲輪、堀切、ぐらいであろうか。がっつり遺構を楽しむっていう城跡ではないが、曲輪を楽しむ、ないしは、歴史をゆっくりと感じる城跡、って感じだな。整備が良いので山城ビギナーの方にもオススメできるし、否、中級者以上の方をも満足させることができる城跡であること必至である。気軽に山城を楽しみたまえよ。城跡碑、説明板があるのもありがたいね。駐車場は登城口東側の萎びたグラウンド横にグラウンド専用駐車場ぽいスペースがある、駐車可能と思われる。諸君の健闘を祈る。