泉の森の供養塔、手を合わせて。
泉の森の入口に面した道路沿いの一画に供養塔群があり、前後2列に並べられている。後列の正面には「日獨戦役 徴発馬匹紀念塔」、左側には「明治三十七八年 日露役徴発 馬頭観世音」とあり、その他馬頭観世音が並ぶ。前列の小さな供養塔の一番右には「犬塚」とある。一番左の比較的新しい供養塔(昭和四十七年六月の建立)にその由来が書かれており、要約すると「戦争で愛馬が徴発され異国の地で戦没、または農耕従事中に病死したりしたので、先人たちが碑を建ててその菩提を弔った。しかし、最近これらが荒廃したため、施主一同が協議してこの地に合祀した」とのこと。泉の森を散策しに来た際に偶然この一画が目にとまり、かつてこの地で生活していた人々や歴史の流れに思いを馳せることとなった。
名前 |
馬頭観音・犬塚・供養塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
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立派な供養塔があり、つい手を合わせたくなる。