三浦一族の遺構、歴史の息吹。
三浦一族のやぐらの特徴
三浦一族が最後に籠ったやぐらが存在しています。
鎌倉殿の13人に登場する三浦義村殿の一族がここに埋葬されている。
宝治合戦で自刃した三浦泰村と五百人が葬られた歴史的地点です。
2024年3月29日に訪れました。宝治元年1247年の宝治合戦により、三浦泰村以下一族276人は、5代執権北条時頼に攻められ、源頼朝の法華堂に立て籠り、自害したと伝えられています。横穴式墳墓の中に供養塔が建っています。
北条時頼らによって三浦泰村・光村ら三浦一族が滅亡した地、ここにあった頼朝の御影の前で自刃した。三浦の力を恐れた北条に滅ぼされたとも言えるが、安達氏により幕府ナンバー2の座を奪われたという見方もできる。鎌倉時代特有のやぐらである。
鎌倉第三代執権の泰時が亡くなった後、ついに北条に対抗した三浦が最後に籠った場所らしい。頼朝や義時の墓のあった寺跡なので、それらのすぐ近くにあります。
やぐら(横穴に掘ったお墓)がありますこの地にて宝治合戦に破れた三浦一族が自害されたといわれています源頼朝のお墓があった法華堂に立て籠もっていたそうですやぐらは今でもそうですが居住に適した土地が少ない鎌倉ではよく見られるお墓で未だその遺構が各所に残っております。
『鎌倉殿の13人』の人気キャラ三浦義村殿の一族が埋葬されてるそうです。人気俳優が演じていただけあって訪れる女性が多そうです‼️
宝治合戦で自刃した「三浦泰村」と一族、郎党の五百人が葬られたとされる「やぐら」。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の影響かでノボリと解説板が設置されています。「実際の自刃場所は、合戦時に立て籠った頼朝の法華堂とされる」との案内板。
2022.11.10義時の法華堂跡のすぐ山面に位置する「やぐら」。「やぐら」という墳墓を知らなかったが、横穴を掘ってそこに納骨をしたり供養堂を入れたりしたようだ。古墳時代のように古い時代の横穴式墳墓は知っていたが、それから500年以上後の鎌倉時代にも採用されているとは。沖縄にはそれより新しい時代の横穴式がたくさんあるが、本土でもあった風習なのだろうか?調べると鎌倉周辺には「やぐら」が点在している。三浦一族の墓である。宝治合戦で滅ぼされた後、ここで供養されたのだろうが、義時のすぐそばというのも面白い。当時はそういうことには、こだわりがなかったのだろうか。
歴史的経緯については先達にお任せいたします。法華堂については註釈があるにかかわらず、三浦一族のやぐらとの案内がないので、正確にここだかどうかわかりませんが、お山の神気の中に、歴史の重みが空気に乗せられている気がしました。なぜか石階段を登るのを阻むような感じで下向きにつけられている気がしました。これも三浦一族の怨念か??そうは言うものの、誠に春ののどかな光の中、緑の開けた広間に案内されました。鳥居をくぐり2つに分かれた階段の奥の亀の石碑の表情に何とも俺たちの無念を聞いてくれって言われている気がしたのではありますが、穏やかにお眠りくださいというしかありません。鎌倉ってこんな場所多いですね、、。喧騒から離れた鎌倉の土地。ゆっくりと歴史を思い、三浦一族の無念を感ずるこの地を巡礼されてはいかがでしょうか?
鶴岡八幡宮の東側に別名「法華堂跡」と呼ばれる場所がある。頼朝の墓の手前「白旗神社」前を右に行くと「北条義時」・「大江広元」・「島津忠久」の墓がある法華堂跡と呼ばれる。最初の階段を登ると左右に大きな灯篭があり間を道なりに行くと平らな場所に出ます。この右手にある案内表示から見ると大きなモミジの木の先に石造りの鳥居と石階段が2手見えます。この左手に三浦泰村一族の供養塔が安置されています。鎌倉タイムによれば: 前九年の役(1051-1062)、後三年の役(1083-1087)以来源氏累代の家臣として鎌倉幕府創成にも大功のあった大勢力、三浦一族滅亡の地です。頼朝死去後の勢力争いにおいて比企、畠山、和田と諸勢力を駆逐した北条氏は時頼の代となり自らと拮抗する勢力を持つ三浦一族に狙いを定め、反三浦の急先鋒安達氏と組み1247年(宝治元年)の宝治合戦において三浦一族を滅ぼしました。敗れた三浦泰村と一族500名は亡き頼朝の墓所(法華堂)のあったこの場所において自害。法華堂跡にあるやぐらの一つに供養塔がたてられています。
名前 |
三浦一族のやぐら |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.9 |
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法華堂(北条義時墓)の傍にあるお墓。源頼朝に仕え鎌倉幕府の有力御家人であった相模国の三浦家は執権北条氏と対立し三浦泰村が決起したことで宝治合戦が起こりました。最終的に5代執権北条頼時に攻められ追い詰められた三浦泰村以下一族276人は源頼朝の墓である法華堂の前で自刃しました。三浦一族のお墓には今も花が手向けられ卒塔婆も立てられていました。