スポンサードリンク
スポンサードリンク
名前 |
産霊神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
HP | |
評価 |
5.0 |
産霊神社、兵庫県養父市餅耕地。主祭神=高皇産霊命。神皇産霊命。旧称=妙見宮。大同2年(807)、創立。永享8年(1436)、社殿再建。明暦2年(1656)、再建。享保10年(1725)、大洪水で山崩。文政11年(1829)、本殿再建。文政12年(1830)、覆殿新設。明治2年(1869)、産霊神社と改称。山間の地形、長い谷に見える横谷で、山への入口ともされる地。村中、川辺の山麓へ鎮座。橋を渡り、川向うに鳥居が見え、神域に出合う。社殿は南向き、石垣の上に見え、大木に抱えられている。一体となった建ちものだが、拝殿、覆殿に大別でき、本殿を収める。拝殿は、鉄板葺き、いわゆるトタン板で覆われ、切妻造、一間、妻入とし、向拝を伸ばす。意匠はわずかで、堅実な造り。正面は全面を扉とし、側面に窓を付ける。左側の脇に納戸を付けるのか、膨らんでいる。覆殿は、鉄板葺き、トタン板で覆われ、切妻造、一間、妻入。側面に窓を付ける。拝殿よりも少し背が高いものの、棟続きとする。堅実な造りで、雪への耐性を高めている。本殿は、杮葺き、流造、一間、平入。正面の龍や鷲の彫りものが目立つ。非常に立体的な造りで見どころとなる。木鼻にも、獅子と龍の姿を見せる。意匠は、組物のほか、脇障子、欄干を配す。正面の扉は、左右で異なる神紋が見える。