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名前 |
肥後熊本藩細川家墓所 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
出羽米沢藩上杉家の墓所のその先には、巨大な宝塔が2塔あり、さらには奥には、多くの墓石群が並ぶ一角があり、そこが「肥後熊本藩細川家の墓域」となります。出羽米沢藩上杉家の栄姫の墓所と並ぶように、手前が、肥後熊本細川家3代綱利の生母「清高院日圓大姉」、真ん中に4代宣紀の生母である「高正院妙泉日流大姉」の墓所が並んでいます。また、細川家の墓域の傍には、「熊本県人合葬碑」もあり、黒田清正公から続く池上本門寺と肥後熊本の縁を感じさせます。さらには、「熊本県人合葬碑」の陰に隠れるように、黒く小さなお墓があります。墓域の一角に息を潜めるように小さな墓石には本名ではなく通称が刻まれています。そのお墓を守るように、その名を惜しんだ方々が石碑を建て、その碑には「河上彦斎先生碑」の名が刻まれています。現在では、「るろうに剣心」のモデルとして知られる方です。池上本門寺にお墓があるという話を知っていましたが、本当に偶然に見つけました。後藤象山以外は、誰を斬ったかは分からず、それでも「幕末4大人斬りの一人」と呼ばれ、あの勝海舟が「怖くて怖くてならなかった」と語ったと伝わっています。大名家らしい素晴らしいお墓の景色を楽しんでいたら、「ものすごいモノ」に遭ってしまった感じです。やはり池上本門寺は深いと思いました。