隠れ家のような美術館、ロダンに出会う。
菅野美術館の特徴
塩竈市の住宅街にひっそりと佇む美術館です。
阿部仁史さん設計の無機質な建物が印象的です。
高低差を活かした空間で特別な彫刻展が楽しめます。
塩釜駅から看板を頼りに住宅街の間を徒歩15分。小高い丘の上に、コルゲート板の赤茶けたボックスが姿を現しました。表面は規則的に凹みがあり、壁面に特徴的な表情を生み出しています。この凹みは内側の白い空間にもあり、外側とは異なる印象を抱きました。実は、2つのコルゲート板をサンドイッチさせて構造体にしているとのことです。凹み部どうしを溶接で一体化しているようで、なるほどと唸らされました。内部では写真の撮影ができないため、言葉だけでの説明となります。8つの美術品を展示するためにボックスの中をシャボン玉が組み合わさったように空間を分割し、立体的に繋がった空間を巡っていく構成です。展示空間そのものがアートの一部であり、展示物を見ている体験と、建築空間に包みこまれている体験とを同時に感じる事が出来ました。内部の床も、鋼板で構築されており、歩くと金属特有の音がうまれます。幅が徐々に広がる階段を降りていくと、段板固有の音がドシラソファミレドのような音階を奏でることに驚きました。仙台といえばメディアテーク、石巻にはマルホンマキアートテラスと震災遺構、となかなか訪れることができなかった菅野美術館。3回目の仙台訪問でようやく来れました。この後、塩釜神社をお参りし、本塩釜駅近傍のすし哲でお寿司を頂き、次の目的地へと向かいました。仙台を含めその近傍は魅力的な街が多く、一度では全てを訪れることはできないのですが、何度でも足を運ぶ価値があるなと感じました。
住宅街にひっそりただずんでいる美術館。建物を見つけるまでは、こんなところに美術館があるのか...という気持ちになるが、標識がところどころ立っているので、信じて進むと見つけることができる。建物内部と展示は写真NG。
小さいけど、ここで好きなロダンが観れるとは。ジャコモ・マンズーの枢機卿坐像も結構好きだった。建物が気になって来たけど、彫刻一つひとつもとても良かった。大きい車で来る人はどこで駐車するか考えてから来た方がいいかも…
阿部仁史さん設計。コールテン鋼のシンプルな立面と平面。断面と採光が秀逸。小振りの逸品の彫刻と建築がマッチしてる。
高台にひっそりとたたず無機質な建物。ドアを開けると白の3次元の世界が広がる。階段を降りるとロダンをはじめとする貴重な作品が並ぶ。異空間に迷い込んだような不思議な美術館。そんなイメージです。一見の価値ありです。
住宅地のある丘を登りこんなとこにあるのか?建物入口も独特。
途中道幅が狭いので、車で行かれる方は注意して下さい。駐車場は3台駐車出来ます。
私設美術館としてはキュレーションもしている珍しいミュージアム。やはりその建築デザイン&展示作品は素晴らしい。
彫刻のために自然光を取り入れた建物が印象的な個人美術館。
| 名前 |
菅野美術館 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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小さな個人美術館。先ずは建物に驚かれます。素敵な空間が広がります。