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名前 |
上野条薬師堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
一軀 像高117.3cm 寄木造 平安時代小堂に半丈六の薬師如来坐像を中央に、その左右に等身の如来坐像各一軀を配している。薬師像の構造は頭、躰幹部は左肩及び右手上膊までを含み檜の一材から木取りをする。内刳を施し、頭・躰部背面を背板風に矧ぐ。左手先及び右手肘より先は後補のものにかわっている。本像は定朝様の仏像であるが、相好(そうごう)では頬の肉付きが少く、膝の組み方が中央で強くうしろに引いていることなど、地方作らしさがでている。又、光背・台座は後補である。三尊は、現在の状況からは釈迦・薬師・阿弥陀の構成とみることもできるが、いずれも当初の尊名は決し難く、また作風・技法上からもともと一具のものと考え難い。制作時期は平安時代後期でほぼ十二世紀半ば頃とみられるが、三尊間には多少の違いがあるようで、本像は平安時代末期に下るものかもしれない。(福知山市資料より引用)どこにあるなか分かりませんでしたがようやく見つけました。