信玄堤公園で爽快ランニング!
信玄堤(竜王川除場)の特徴
武田信玄が築いた堤防として、治水技術の高さが際立っています。
信玄堤公園は川沿いに広がる大きな公園で、遊歩道が整備されています。
ランニングにも最適な良い雰囲気で、心地よく走ることができました。
川沿いに広がる大きな公園です。紅葉の季節に伺いましたがとても綺麗でした。釜無川と御勅使川の合流地点でたびたび洪水が発生したことから、武田信玄公が20年近い歳月をかけて築き上げた水害対策が信玄堤とのことです。あちらこちらの方向に流れていた御勅使川の流れをまずは1つにまとめて、そこからその流れを分割することで釜無川との合流が円滑に進むようにしたそうです。そのうえで約1800メートルに及ぶ堤防を築くことで水害を抑えました。その工法は当時では画期的だったとのこと。また、当時は水の流れを緩めるために聖牛と呼ばれる装置が川の中に置かれたそうですが、そちらも再現されて河原に複数設置されていました。河原に降りなくても遊歩道にも見学用に1つ設置されています。現在は川沿いに広がる公園として整備されていますが、あちらこちらに水に関する説明板があり、釜無川が水害の原因となりつつも、大事な生活用水に利用されていたことが良くわかります。
信玄堤公園となってて遊歩道も有って良い雰囲気、私はランで訪れましたが気持ち良く走れました。天気が良ければ信玄堤から南アルプスが見える様です。
名前 |
信玄堤(竜王川除場) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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信玄堤は武田信玄が築いた堤防で、治水技術の高さや歴史的価値、景観などの魅力があります。(治水技術の高さ)⦿堤防を不連続な『霞堤(かすみてい)』状に建設することで水流を分散して勢いを弱める仕組みです。⦿堤防の途切れ目が水圧を分散することで壊れにくくなります。⦿洪水が解消されれば、水が自然と川に戻っていく。(歴史的価値)⦿江戸時代以前の洪水技術を垣間見ることができる貴重な土木遺産です。⦿基本構想は450年以以上前に武田信玄が構想したものが受け継がれています。⦿『甲州治水工法』として全国に広がり現在も河川工学の手本とされています。(景観)⦿春には桜、秋にはケヤキの紅葉が楽しめます。⦿甲州三大御幸祭のひとつ『おみゆきさん』が開催される場所です。