スポンサードリンク
スポンサードリンク
名前 |
雁追橋(がんおいばし)跡の碑 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.0 |
江戸時代の頃に、この近くに、大変美しくて、気だてのいい女の人が住んでいました。この人は、御殿女中 といって、江戸幕府 の中で働いていた人でしたが、どんなことがあったのかわかりませんが、この地に移り住んでいるのでした。近所でも評判の美しい人でしたので、村中の男たちは、キュウリができたり、ナスができたりすると、こぞって持って行きました。なんとか仲良くなろうと思ったのでしょうが、大変貞淑な人でしたので、男たちは、すぐに帰されてしまいました。その頃の稲城には、多摩川のほとりにたくさんの雁が来ていました。村人たちは、この雁にたとえて「雁と同じように男たちが集まってくるが、すぐに追い返されてしまう」と言って、うわさをたてました。女の人は、長くこの地に住みましたが、そのうちに「雁追婆さん」と呼ばれるようになり、橋の名前にもつけられたのです。今では雁の姿もほとんど見られなくなってしまいました。と記載があります。