吉阪隆正の素晴らしい空間。
VILLA COUCOUの特徴
1957年に竣工した吉阪隆正設計の建物です。
石の階段を昇り、2階へ上がる特別な体験ができます。
東大寺の古材を利用した看板が印象的な場所です。
予約して行ってきました石の階段昇って2階へ上がれます庭は石の上なら出てもよいので、屋根部分を見ました保存、公開してくださってとても嬉しい鈴木京香さんありがとうございます東大寺の古材に書かれた看板気に入りました。
素晴らしい空間。吉阪隆正さんの建物を継承してこうやって見せていただける事がありがたい…。鈴木京香さんに感謝…スタッフの方も優しく丁寧な応対で、より空間を感動することができた。
とても、落ち着いた綺麗な場所でした。建物も素敵な感じ。
名前 |
VILLA COUCOU |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
HP | |
評価 |
4.6 |
周辺のオススメ

設計:吉阪隆正+U研究室施工:小松原工務店1957年に竣工した、RC造の住居ヴィラ・クゥクゥは、吉阪隆正とU研究室(旧吉阪研究室)の代表作といえる。鉄筋コンクリートの自由な造形と粗々しい表情は、新たなコンクリート表現の可能性と吉阪独自の造形感覚を強烈に印象付けた。吉阪は、1950年から二年間、ル・コルビュシエのアトリエでマルセイユ・ユニテの現場をはじめいくつもの作品の設計に携わった。帰国後、建築家として人工土地の自邸を世に問い、設計活動の出発点とした。建築の自由とコンクリートにこだわった吉阪が、コンクリートの杉板型枠を割付け、粗々しい表情を出すために、意図的にジャンカをつくり、彫刻家の手でレリーフに仕上げたのがヴィラ・クゥクゥ。南側を閉ざして、富士山を望む西に開口部を設けた内部空間には、トップライトから柔らかな光を取り入れている。現場で線を決めた天井や階段。原寸図で形を突きつめた手摺りや建具枠、建具、造り付け家具の造形には、ル・コルビュシエの影響を強く感じることができる。手で触れ、視線を導くディテールは、U研究室の特徴になっている。