高低差10メートル、見晴らし抜群の富士塚。
中里の富士塚(清瀬十景)の特徴
山頂からは晴れた日には富士山が眺望できる、絶好のスポットです。
文化文政年間に造られた歴史ある富士塚で東京都指定の有形民俗文化財です。
毎年9月1日には火の花祭りが開催され、地域の文化を感じられます。
こんな身近にあると知らず今日初めて行った。富士の偉大さを感じますな。
高さ10メートル、東京都有形民俗文化財で上まで登れます。毎年9月1日に東京都無形民俗文化財の火の花祭りが行われるそうです。
家から近いのに車で通るだけでした。やっと来れました!立派な富士塚デス🗻
気軽に富士登山できる。
閑静な住宅街を歩いていると、こんもりとした塚が現れて、どうしてこんな所に塚があるのだろうかと思ったが、それには深い訳がありました。江戸時代中期には富士登山が盛んになったが、誰にでも登れる訳でなく、中里講社の講徒によって誰にでも登れるようにとの計らいで、この富士塚は築かれたという…里の人たちへの思いやりに心うたれます。鳥居をくぐると九十九折れの階段が続き、一合目から九合目までの石柱が立っている。山頂には小さな祠と大日如来を刻んだ石碑がありました。現在は閉まっているが、富士の風穴を模した横穴があり、安産の御利益があると言われる胎内巡りまで造られています。頂上からは柳瀬川と背後の丘陵地帯を一望でき、当時の里人もこんな風景を見ていたのだろうかと、想い馳せる秋の昼下がりでした。
富士山は古くから信仰対象の山とされてきていますが、特に江戸時代中期には富士登拝の風潮が盛んとなりました。しかし、実際の富士登山は経済的負担が大きく、危険が伴うことから、富士登山のできない人々のために富士塚が各地で築かれました。中里の富士塚は、文政8年(1825年)に丸嘉講武州田無組中里講社の講徒によって、柳瀬川右岸の段丘縁辺地に築かれました。現在の富士塚は、周囲より約9mの高さです。富士塚の北側に設けられた鳥居をくぐると、登山道が九十九折りに続き、途中一合目から九合目までの小さな石柱があります。山頂には石製小祠と大日如来を刻んだ石碑があり、登山口と登山道の途中にも様々な富士信仰に関係する碑が建てられています。また、登山道に向かって右側山麓に、現在は閉鎖されていますが横穴が掘られています。この横穴は、富士山麓の風穴と呼ばれる洞窟をくぐることによって安産の利益があるという胎内巡りを模して掘られた横穴です。今日でも富士登山や火の花祭りなどの講行事が継続され、関係する武州田無組丸嘉講中里講社関係資料も含めて東京都指定有形民俗文化財に指定されています。
1つの大きな生き物みたい。
文化文政年間(1804~1830年)に造られたと言われている富士塚です。約10m位の富士山ですが、一合目から九合目までを記した石が立てられています。なかなか立派で雰囲気の良い富士塚です。九月には火祭りが開かれます。
近年整備されたとの話を聞きました。安全に登ることが出来る、数少ない富士塚です。
名前 |
中里の富士塚(清瀬十景) |
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ジャンル |
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電話番号 |
042-492-5111 |
住所 |
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HP |
https://www.city.kiyose.lg.jp/shisetsu/bunkasisetu/bunkazai/1001436.html |
評価 |
3.9 |
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