三鷹のシロで味わう、うまいパン!
パンの選び方を間違えたのかな?とても期待して来訪しましたが、私にとっては「普通に美味しい」ぐらいでした。バケメロ、サバサンドのフィリング、ミルクのクリーム部分はとても気に入りました。キャラメルサンやミルクの生地は油っこくてちょっと苦手でした。バケメロは甘くてサクサクで美味しかった。サバサンドはパンが噛み切りづらく、リング状なので中身が落ちて食べづらかった。パンとフィリング別々の方が美味しいのでは…。ごちそうさまでした。
『どう食べてもうまいパン』たいしてパンに興味がない友人から、「三鷹のシロってパン屋がこだわってるらしい。パンによって鉄板を変えてるらしい。」と教えてくれた。おかしな話である。なぜパンに詳しくない友人がそのような話を知っているのだろうか。「インスタで見た」とその友人は話しており、情報の信頼性はともかく、逆に興味は湧く。三鷹の南口である。路地裏といえるような、ひっそりとした道にお店は静かに存在した。派手さはない。仰々しい感じもない。すっとその場に佇んでいるような店構えである。中に入ると、思ったよりも広い印象がある。ナチュラルテイストな雰囲気。左奥にはイートインスペースがほんのりとある。パンはショーケースの中にずらっと並ぶ。はじからはじまでさまざまなパンが行儀良く並び、種類も多い。右奥には冷蔵コーナーもあり、サンドイッチが並んでいた。ショーケースの上には期間限定品などが置かれ、賑やかさがある。思ったよりも情報量がある。まず、パンにデザイン性を感じる。統一感があり、表現が存在する。つまり、そこに店主の美学があり、そこに魅力を感じる。だからこそ、パンを選ぶものにとっては苦難を伴う。気に入ったパンをすべては購入できないからである。どのパンも非常に魅力的である。購入方法は対面式だ。選んだパンを店員さんが取ってくれる。このタイプの方式は店員さんとコミュニケーションが取れる点が大変すばらしい。おすすめを聞き、看板メニューのsiro麹とサンを購入した。接客も安定している。この日は急いでいた。本来ならばゆっくり座って食べたいところではあるが、ここは失敬、歩きながらさっそくsiro麹をかじってみた。だからこそ、驚きがあった。歩きながら食べているにも関わらず、めちゃくちゃうまいのである。ハンバーガーなど味がわかりやすいものならわかる。が、そうではない。にも関わらず、「このパンはうまい」と感じた。そして、この体験により、改めてまたちゃんと買ってちゃんと食べようと、その後再訪することになったのである。いろいろと食べたが、私の推しはsiro麹とサンである。なるべくシンプルな方が良さがあるような気はした。siro麹は高加水のセミハードパンのような位置付けだろうか。もっちりとした食感もよく、食べ応えもある。パンそのものもうまいが、塩麹が効いた芳醇な風味が特徴的でありながらも、そこまで主張をしないところに、全体のバランスのよさを感じる。飽きずに毎日食べられそうだ。サンはくどさがないバターロールか。トッピングを加えた商品もいくつかあり、実際にアイスを挟んだものなども食べてみたが、シンプルなサンがもっとも美味しいと思った。お土産などにもちょうどよい商品ではないだろうか。そうそう、冒頭の友人にもお土産で買っていったところ、「これは美味い」と喜んでいた。「さすが鉄板にこだわるだけあるね」と笑って話したのだった。
名前 |
siro |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3丁目37−28 藤和 シティコープ三鷹南 |
HP | |
評価 |
4.3 |
周辺のオススメ

禅林寺通りにあるブーランジェリーで、オーナーはデュヌラルテ出身で、どのパンもふっくら柔らか生地で美味しいです。中でも好きなのが🔳チーズ丸3種類のチーズを使用し、チーズ好きにはたまらないパンです。チーズがかなり濃厚で、パン生地も高加水で柔らかく最高の美味しさです。またお店も、オシャレで、パンの並べ方からしてセンスの良さが光る感じです。