神田明神へ向かう礼拝の隠れ家。
「ニコライ聖堂」の名で知られる東京復活大聖堂は、 大主教ニコライによって1884年 (明治17年) から 1891年(明治24年)に7年の歳月をかけて、建築家ミハイル・シチュールポフ、及びジョサイア・コンドルの設計の下で建てられました。しかし、1923年(大正12年)、 関東大震災で鐘楼が倒壊、それによってドームが崩壊しました。 大主教の後を継いだ府主教セルギーは、多くの人に援助の呼びかけを行い、建築士、岡田信一郎の指揮のもと6年の歳月をかけて聖堂を復興させました。 その形が現在のニコライ堂となっています。日本では有数のビザンチン様式の建築で、1962年に国の重要文化財に指定されました。中の写真を撮ることはできませんが、その荘厳な内装には圧倒されるものごあり、一見の価値があります。
2025年3月15日(土)説明によると、ロシア正教会の大聖堂とのことです。このエリアには、外堀を挟んで17世紀から孔子廟と呼ばれる湯島聖堂があったり、湯島聖堂の裏手に神田明神があったりして、とても歴史的な建造物が数多く存在している、極めて特殊な場所です。
サイトに、礼拝の参加案内とかほとんど書かれていないので、書いてみました。拝観時間が短めですが、週末の礼拝は信徒でなくても参加できます。土曜日(徹夜祷、別に徹夜ではない)17時〜日曜日(聖体礼儀)10時〜時間は公式サイトで確認出来ます。ほかの祝日の礼拝なども記載しています。なお、クリスマスは新暦と旧暦両方やるので12月と1月にあります。礼拝は入り口で蝋燭を買って入りましょう(1本100円〜)。そのほか、日曜日は献金の銀のお盆が回って来ます。なんか1000円札が目立つけど別に出せる金額でよいそうです。なお、正教会でよくイメージされる振り香炉(あの鈴の音がして煙がでてるやつ)が回ってくるのは土曜日です。礼拝の時も、洗礼を受けていない人が入ってよいのは柱の手前まで。ただし、十字架接吻の時だけは入れます。また礼拝は2時間くらい続きますが、正教会は基本立ったままです。とはいえ、高齢者が多いのか椅子はありますし、疲れたら座っている人もいるので厳密ではありません。で、基本は塩対応です。初見だと「おお、迷える子羊よ……」みたいな感じで来るのかと思ったら、一切ありません。こっちが質問でもしないと特に話しかけてきません。いや、もうちょっと勧誘とかあるだろうと思ったらありません。(初心者向けの伝道会に出てみたのですが、連絡先も聞かれません)どうも、基本が用がある人は導かれて来るというスタンスだからのようです。あとは、古代以来のカッチリ決まった儀式の中で個々人が、なにかを感じればいいということのようです。プロテスタントの友人は陽キャなノリが辛いので、こっちに移ろうかと考えているとか。正教会は、歴史の中で土着の神を「それも聖人!」と取りこむ、本地垂迹説の論法で発展してきた歴史があるので、日本でよくみるカトリックやプロテスタントとはかなり異質で、むしろ仏教に近い感覚です。独特の感じを一度は味わって見るとよいのではないでしょうか。
入館料300円払って初めて中に入りました。撮影禁止とのことで写真はありませんが吹き抜けとステンドグラスに感動を覚えました。メガネ持っていけば良かったです。
御茶ノ水駅から秋葉原、神田明神に行く途中に東京復活大聖堂に行ってきました。御茶ノ水駅から聖橋、湯島聖堂を抜けて歩いていると紅葉が咲いていて歩いているだけでもとても綺麗でした。少し坂道があったのですが秋晴れでしたので凄く気持ち良くて歩けました。建物も綺麗で時間が早かったので中には入れませんでしたが外側だけでも本当にヨーロッパとアジアが混ざって居る、ロシアの建築技術を見るだけでも来れて良かったです。さらに末広町駅まで行くと坂道があり、秋葉原のビル郡も見ることが出来ます。
名前 |
東京復活大聖堂 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3295-6879 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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日曜日の礼拝のゴスペルが聞きたくて、10時ちょっと前に訪れました。門を入った所にパンフレットを配っている人がいて親切に案内してもらいました。洗礼を受けた人以外は四つある白い柱の後ろの両側にいるように言われ、1人1本100円のローソクの寄付を求められました。ミサが始まるとゴスペルが堂内に響き渡り荘厳な雰囲気でした。1時間で退出しましたが、ミサはまだまだ続くようでした。