名前 |
烏亭焉馬の墓 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
烏亭焉馬とは誰か? 江戸後期の戯作者で、本所相生町に住み、本業は大工の棟梁であり足袋屋。狂歌師でもあり、これまたビッグネームの大田南畝とも親しかった。初代三笑亭可楽や初代三遊亭円生といった落語家や、式亭三馬や柳亭種彦といった戯作者をバックアップし、世に出した功績も大きかった。本所表町(いまは東駒形1丁目というつまらん表示)の最勝寺に葬られたが、同寺が当地に移転して、お墓もこちらに移ってきた。墓地を歩き回っても見つけられなかったので、申し訳ないがご住職にお尋ねした。「焉馬さんのお墓を見に来た」と告げると、これは墓所であり今も縁続きの方が参拝されるので、単なる「見物」では案内できないという意味のことを言われる。もっともな話なので、「江戸期の笑話の発生史を調べているので、勉強を兼ねてお参りしたい」と説明したら、連れて行ってくれた。すべては写真でご紹介しているとおり。教育委員会の説明看板といったものもなし。