初代犬吠埼灯台の美しさ。
初代レンズ(犬吠埼灯台)の特徴
実際の灯台のレンズに近づいたり、離れたりできる展示です。
初代レンズは旧霧笛舎に展示されていて見ごたえがあります。
犬吠埼灯台敷地内で、仕組みや性能に感心する体験ができます。
実際の灯台のレンズに近づいたり離れたりすると、その仕組と性能に感心する。レンズから離れるほど、レンズの中心に据えられた電灯球が大きく見える、凄い。
犬吠埼灯台の敷地、奥の海よりにある旧霧笛舎にある初代レンズ。77年間あまり犬吠埼灯台で使用されていた初代の灯光用レンズで、フランス製の一等八面閃光レンズ。灯台資料展示館のものと形が違います。白く四角い可愛い形状の霧笛舎ではボタンを押すと昔テレビなどで聞いたことがある低音の響く霧笛を聴くことができます。
キレイでした。
名前 |
初代レンズ(犬吠埼灯台) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.4 |
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初代の犬吠埼灯台のレンズがそのまま残っています。レンズは、当時としては大きなものはフランスのソーターレモニエ社(後に合併して、ソーターハーレー社)が得意であったらしく、入札の末にフランス製のレンズになったようです。当時としては極めて高価で、横浜に入った時の試灯時には、まだ暗い町を明るく照らして、かなりの盛り上がりだった様です。また、明治天皇もこれを見に行幸されたとの記録があります。光源はしばらくはガス灯が使われたため、煤けるのを定期的にクリーニングする必要があり、掃除中のアクシデントでレンズが欠けたりした場合には、事細かにその状況を記録している日誌も残っています。第二次世界大戦で損傷したために、今の国産のレンズに置き換えられました。(今でも光源は電球が使われていて、クセノンランプの新式に置き換えられて行く灯台が多い中で、大きなフレネルレンズが回る貴重な灯台のひとつになっています。)フレームは下段部分は明治村から返却された時には無くなっていましたが、レンズは残っており、後にこの部分を作って、初代のオリジナルに近い状態にされ、一部のレンズが足らない部分には、鉄で似た形のものを作り、嵌め込んだものだそうです。