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名前 |
スカイハウス(旧菊竹清訓自邸) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
戦後を代表する建築家の一人、菊竹清訓が昭和33年に建てた自邸。社会の変化に伴い成長する建築・都市のあり方を追求した、後の建築運動「メタボリズム」に通じる自らの建築思想「とりかえ可能な住宅」を具現化した。シェル構造の屋根をかけた鉄筋コンクリート造の住宅で、周囲に吹放しの回廊をもつ正方形平面の居住空間が、四辺に立てた板状の柱により支持され宙に浮く。長期の使用を想定する躯体に対し、キッチン等の設備や子供部屋は更新や増築が可能な「ムーブネット」として扱い、家族構成や技術、社会の変化に対応。菊竹がその造形力を存分に発揮した、独創的かつ洗練された代表作の一つであり、メタボリズムの思想を先駆的に体現した希少な作品として価値が高い。