アントニン・レーモンドの邸宅探訪。
設計:アントニン・レーモンド竣工:1934年設計者のアントニン・レーモンドが当時の日本の文化や風土と調和する空間をインターナショナル・スタイルと融合させた赤星鉄馬邸は、戦前のアントニン・レーモンドの理念を体現した代表的な建築であるといえ、自らのスタイルを確立するための重要な役割を担った作品として評価できる。同時期のモダニズム建築は現存するものが少なく、このような大規模 鉄筋コンクリート造住宅建築が広大な敷地とともに残っていること自体、極めて稀である。 加え、徹底されたデザインと高い技術により生み出された南面は同邸のハイライトの一つといえる。増改築や 改修により竣工時の姿から改変はなされているが、日本の文化や風土を取り入れ、徹底的にデザインを追求し辿り着いたこの建築は、現在においてもその価値を損なわない。歴代保有者により価値を保持されつつ時代を超えて住み続けられてきたことは、当初より備える居住性の高さを示すものとして特筆されると同時に、保有者の建築への向き合い方の重要性を再認識させる。また、激動の時代を謙虚かつ大胆に駆けた赤星鉄馬の数少ない遺産である。さらに、近隣地域の良好な環境形成の一要素として、地域住民が思いを寄せる存在として、近代地域形成史を表象する文化財として、地域における重要性は増しているといえる。
事前予約制。アントニン・レーモンド建築が遺されています。とてもいい時節に訪れることができました。庭の眺めもとても良いものでした。
春に続き、一般公開で行って来ました。今回から事前予約制。もう少し、ゆっくり見学出来ると尚良いのですが・・・。
近代のモダンな邸宅🏠武蔵野市に寄贈されたとのことで一般公開されてました〜敷地の門をくぐると正面に円筒形の建物があり玄関はその右手。建物は南向きの2階建て廊下と部屋が連なるシンプルな造りでした。各部屋に日が入り明るく、お庭が望める作りになっていました。突き当り奥には蔵もあり、美術品などしまわれていたんですかね。羨ましい。などと思いつつお庭に出ると、木々が大きく芝生を囲むように植えられていて落ち着いた雰囲気の邸宅。そして、1階リビングに外に植えられている藤の木が目を引きます。そこの椅子に座ってしばらく休憩。とても居心地のいい素晴らしいお宅でした(^^)
名前 |
旧赤星鉄馬邸 |
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ジャンル |
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住所 |
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町4丁目26−21 |
HP | |
評価 |
4.2 |
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週末に公開しているとの事なので日曜日の午前中 #歴史的建造物 #旧赤星鉄馬邸 にダッシュで行ってきた。件名_旧赤星鉄馬邸所在地_東京都武蔵野市吉祥寺本町交通_吉祥寺駅徒歩20分設計_#アントニンレーモンド築年_#1934年 #1934 #昭和9年構造_#鉄筋コンクリート造規模_地上2階建て敷地面積_4,463平米(1350坪)延べ面積_旧赤星邸635平米(192坪)旧修室棟_320平米(1979年S54年)礼拝棟_240平米・#赤星鉄馬 は #明治 の #実業家・令和4年 #登録有形文化財・元々車寄のロータリーがあったようだ・コンクリートの柱が細い。・コンクリートの庇は薄いけどクラック無し・屋上にはプールがあったらしい・柱細い・レンズ状のガラスの連続が良い・レーモンドは #チェコ 生まれ・屋上に料理を運ぶ手動式のエレベーター・活用案募集中・文化財指定受けると受けた時点の形態を守る必要があるらしい。・二階テラスを増築した部分は撤去したい#武蔵野市 #吉祥寺。