日本の高さの基準、日本水準原点。
日本水準原点の特徴
日本水準原点は、明治24年創設の貴重な石造施設です。
全国の測量士が憧れる、日本の標高の基準点です。
地殻変動を考慮した基準地点で、風格ある小さな建物です。
日本水準原点は、日本国内の高さ(標高)の基準点であり、測量法施行令(昭和24年政令第322号)第2条第2項において、その数値が定められています。全国の主要な道路沿いに設置されている水準点の高さは、この日本水準原点に基づいて水準測量により決められ、この水準点がその地域において行われる高さの測量の基準となります。何気にすごくないですか⁉︎外観も素敵ですね。
なにやら小さいながらもやたらと重厚な造作の建物があったので近寄ってみると…水準原点?…なんやそれつまりここが海抜0mってこと?だけど明らかにこの場所は見たまんまの高台やけどーう~ん😔わからん😭💦💦
日本の標高の基準点。東京港の平均水位という認識は持っていたけど、それは遠い昔のことで、いまでも定期的に平均水位を取って設定し直されている訳ではないとのこと。見直しがあったのは、関東大震災と9.11だけらしい。
水準原点は建物に内蔵されて見れないと事前に知っていたので、正面に扉があると予想していたが小さな重厚な鉄扉でした。扉は裏側にありました。
いつもは見られない日本水準原点の一般公開があったので。すぐ横にある電子基準点も中を公開していました。旧井伊邸に水準原点があるのも感慨深いです。水準原点は当初、東京湾の平均海水面から25.000mに設定されていたのが、関東大震災で鎮火し、24.414mに。東日本大震災で更に2.4センチ沈下し、現在は24.390mになっているそう。水準点は全国に17700もあるそうで、足元を注意していれば見かけることもそれなりに。ブラタモリで見たのでと言ってる人が何名かおられたので、テレビの影響力はまだまだすごいなと実感しながら楽しんでおりました。当日は係の方が色々と説明もしてくださりただ公開しているだけと言うわけではありませんでした。年に一度ですがご興味のある方は是非。公園としてもとても良いところです。
建物を含め令和元年に国の重要文化財に指定されています。6月3日は測量の日で、その少し前の平日に年1回ほど一般公開されていて、令和4年は5月25日(水曜日)でした。建物の重厚な扉を開けると、25cmほどの山梨県産水晶の真ん中んに薄らと水準原点の赤い線(零分画線)があります。標高は設置当初は24.500mでしたが、関東大震災などの影響で24.414mに変更され、昭和24年に24.4140m 。更に 平成23年の東北地方太平洋沖地震の影響で、現在の標高は24.3900m。建物の基礎は10mあるのに、地震によってこれだけ変動するのは驚きです。このように地震などの影響があるため、現在は同じ地盤に電子基準点も設置されていて、万一の時に素早く復旧できる体制が整えられています。
井伊家屋敷跡の公園内の高台にあり、高速道路の脇から桜田門が見えます。扉のなかには水準原点が入ってます。
全国の測量士の憧れの的、『水準原点』に行ってきました🚲️日本の全ての高さはここを基準にしているそうな、24.9300m。井伊家上屋敷跡の公園で、ここから桜田門もよく見えます👀1kmないんじゃないかな。
国会議事堂前の緑地にありました。水準の原点?らしいです。小さいながらも重厚な建物です。国の重要文化財に指定されています。前の扉内部は非公開ですが、測量の日には一般公開されるとか。
名前 |
日本水準原点 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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日本土木遺産日本水準原点と日本水準原点標庫日本の高さ(標高)の基準として明治24年に陸地測量部により創設された原点標とそれを保護するための建築史上貴重な石造施設。測量の日(測量法制定日の6月3日)に扉を開けて内部公開されます。竣工年:1891年(明治24年)