大木が守る神社の、いい感じの空間。
なぜにこのような場所、山越えの間道に神社があるのか?と推理しました。南北朝当時、福部栗谷から細川山陰道駟馳山峠を越えて岩美岩常二上城に馳せ参じるには、栗谷と細川との最短距離は坂谷神社がある地点の林道を通るがベストである。林道のこの地点からなら普段から砦の役割が十分に果たせ、山上から山陰道を通行する人や軍勢の見聞が一目瞭然です。「坂谷神社」は神社と言うよりは山頂近くに築かれた砦跡のように思われました。約166段の急な石段を上がり更にごつごつの岩山や岩石の散乱場所を通り抜けて岩山の中の祠にたどり着きます。人の手による造作は石段と祠位なことで下から参道の両脇はブナ林や杉林を始めとする稀有で見事な叢社です。全くの手付かずな自然です。いずれにしてもこのような間道の山高くに「坂谷神社」が鎮座されていることが一つの奇跡としか思えません。
名前 |
坂谷神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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いい感じ 大木が、大石の上に立つ 守られた空間を感じます。