東京のミニパナマ運河、閘門体験!
扇橋閘門の特徴
昭和51年に竣工した扇橋閘門は水位調節の重要施設です。
パナマ運河方式の閘門式で珍しい体験ができます!
日本橋からのクルーズで近くの水門を楽しむことができます。
隅田川の水位は荒川より3mほど低いので、船で横断するためには2箇所の閘門(ロックゲート)を通過します。その一つが、扇橋閘門。力強いトラス橋(小松橋)の奥、左側にあるのが、閘門の出入口です。2つのゲートに挟まれた部分を閘室と呼び、閘室内の水位を上昇/下降させます。水位の上昇/下降は、別にポンプを使う必要はなく、一方のゲートを開けば自然に水が流入/流出するので、そのうち水位が一致します。再生可能エネルギーの賜物ですね。このゲートの場合、水位が一致するまでに20分ほどを要します。ちなみに、イギリスには小さな運河が多く、閘門もたくさんありますが、小規模な閘門は木製で、手動で操作できたりします。
上流と下流の水位差を調節して船の通航を可能にするための施設。時間が合えば水門が開く様子を見学できます。
パナマ運河と同じ方式で、2枚の水門の間の水位を制御して、水位の異なる河川間で船を運行させる、閘門式と呼ばれるシステムです。現在は耐震工事中(秋まで)ということで近くで見れませんでしたが、実際に水位を制御しているのをいつか見学できればと思っています。そして船でも通過してみたい!
船舶の往来に開門される。東側の地盤が低く、西側が高い事から、水位を一定に保ち船舶の航行を可能にする為に作られた。
小名木川にある水位調節施設。隅田川と小名木川の間にあり両河川間の水位差を調節して、低海抜地帯を流れる小名木川と隅田川の船舶移動を可能にしています。同様に荒川方向に抜ける途中には「荒川ロックゲート」があり、これを介して隅田川から荒川への移動も可能となっています。両方あわせて下町のゼロメートル地帯を守る大事な施設です。通行料は小型船舶は無料となっており、最近ではカヌーやシーカヤックでの利用も多いといいます。その際は水位調節時に起きる水流に流されぬよう、係留索にしっかりつかまってカヤックを固定するそうです。情報は2022年11月時点。
門が上がっている時は水流がごちゃ混ぜになって餌がよく流れてくるのか、イシダイ?クロダイ?のような魚がたくさんいます。(流線型なので少なくともボラではなさそうです)門に向かって左手が行きの流れ、右手が戻る流れなので、浮きをつけて上手く流してやれば釣れるかもしれません。
非日常が体験出来るので面白い❗️
今年の12月まで護岸工事のため、近くで見ることは出来ませんでした。ただ、新扇橋からは良く見えました。こちら側とあちら側で、水面の高低が一目瞭然です。船舶が通らないと、動きませんが、雰囲気は感じました。パナマ運河と同じ仕組みと言われると、なんだかすごいもののように思います。
閘門は開放中。川沿いの藤のベンチに座り、門を眺める。これが日本の小さなパナマ運河。
名前 |
扇橋閘門 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jimusho/chisui/jigyou/suimon/sisetu/ougibashi.html |
評価 |
3.8 |
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昭和51年竣工。小名木川の東西の水位差を調整して船の運行を可能にしています。東京のミニパナマ運河などとも呼ばれているそうですよ。