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名前 |
左坂地蔵 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
5.0 |
大江成吉越中守の彫刻した千体仏の1つである。屋根形造り付けの地蔵で、高さ約1m、幅33㎝、左手に錫杖を持ち右手の肘をまげて四指を軽く頬に支えとした姿であり、足は左足を屈げ右膝を立てた半踟像である。山の土に半ば埋没しかけていたが、掘り出された。「丹哥府志」に左坂を「言わざる」右坂を「聞かざる」内海の菩薩岩の地蔵を「見ざる」としているが、そのような三猿の姿の地蔵とは言えず同一の形である。「三重郷槌志」は左坂右坂の峠に地蔵を祀るのは賽の神として峠を守り災禍を消除する信仰によるという。地蔵が転用され賽の神として祀られたそうである。