煉瓦造りの稲荷神社で歴史を感じる。
堀之内氷川神社の特徴
足立区郷土博物館で紹介された文化財登録の神社です。
長細い敷地に延びる参道が特徴的です。
本殿脇の煉瓦造りの小祠にハチが多く生息しています。
足立区郷土博物館発行の「足立史談」に令和4年の文化財登録として煉瓦造の稲荷神社が3件紹介されていました。うち1件がこちらです。神社は伊勢神宮の式年遷宮のように作り続けることで技術や文化を守ってきました。災害大国ならではの生き残っていくやり方です。しかしこちらは掟破りな朽ちない煉瓦造です。理由は簡単で明治8年から大正14年にこの場所にあった下川煉瓦の工場敷地内に勧進された稲荷神社です。赤レンガと違い高温で焼いた黒ずんだ硬い表面をいており 鼻黒 と呼ばれています。赤レンガより耐水性に優れています。一部、修復らしき箇所は赤煉瓦が使われていました。下川煉瓦で作られた煉瓦か確認するために刻印を探したのですが、見つけられませんでした。大正12年の関東大震災で煉瓦造の建物は大きな被害が出て作られなくなり、煉瓦工場も無くなってしまいましたが、朽ちないことで歴史を伝えてくれる貴重な史跡になっています。
参道が長く敷地は長細いです。神社内の整備はしっかりとしてました。しかし、本殿の横に小さな神社がありましたが蜂が巣を作って危険です。
本殿脇の煉瓦造りの小祠にハチがたくさん。養蜂してるのかと思った。おそらくミツバチなのでさほどの危険はないですが、苦手な人はご注意を。
名前 |
堀之内氷川神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3899-8431 |
住所 |
〒123-0874 東京都足立区堀之内1丁目7−4 氷川神社 |
HP | |
評価 |
3.3 |
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