小手指ヶ原の梅と矢を。
箙(えびら)の梅の特徴
小手指ヶ原では歴史的名戦、義宗と足利尊氏の対決が展開された戦地です。
箙(えびら)は矢を入れて背負う重要な武具、歴史好きにはたまらないスポットです。
小手指ヶ原の梅の木が残す戦の記憶を、訪問者は感じることができます。
小手指ヶ原の戦いにゆかりの梅の木です。1本ぽつんとあります。駐車場はありません。南に曲がった場所が茶畑になってるんですが、茶畑の前にしばし路注して梅の花を観賞しました。令和6年2月15日時点で満開でした。
箙(えびら)は、矢を入れて背負う武具の一つです。箙の梅は、1352年、群馬県で挙兵した新田義興らと足利尊氏らが小手指ケ原で一戦を交えた際、足利方の饗庭命鶴丸(あえばのみょうつるまる)を大将とする一隊がこの地の梅の枝を折り、鎧や箙に差して戦ったとされる故事にちなむものです。と看板に書かれています。
名前 |
箙(えびら)の梅 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.8 |
周辺のオススメ

小手指ヶ原では義宗と足利尊氏が軍勢を率いて対決しました。『太平記』にはこの戦の様子として、饗庭命鶴丸(あえばのみょうつるまる)率いる足利方の一軍が、付近の梅の花を折り取って箙(えびら・矢を収納する道具)に挿して戦いに望んだ場面が記されています。昭和初期には東川沿いに三十本の梅樹が点々とありましたが、道路・河川の改良によって取り除かれる運命であったものを、「箙の梅」のなごりを留めるため、その一本をこの地に移植したものです。